「人って生まれ変わるの?」家族の命日に想うこと | ヒーリングセラピスト デイジー

ヒーリングセラピスト デイジー

元ホテルスパセラピスト。出産を経て、Healing Salon Morning Dew主催ヒーリングセラピストとして活動中。
横浜駅周辺レンタルサロンとオンラインで「ボディワーク×エネルギーワーク」で体と心に響くヒーリングセッションを提供しています。

横浜のヒーリングセラピスト デイジーです。


今週は祖母と父の命日を迎える一週間です。


昨日スマホの写真を整理していたら

父が子どもに作ってくれた 

ロケットの写真が出てきました。



このロケット、紙でできているんですよ。

壊れやすいから、小さな箱に入れてね、

横浜から山口へ遊びに来てくれた時

大切に持ってきてくれました。


私も引越の時、壊れないように

やはり箱に入れて大切に運びました。


手先が器用な父は折り紙の傘も

たくさん作ってくれましたね。

ハワイアンカクテルに刺してあるような

ジャパニーズアンブレラです。


職人みたいな人でした。


父が亡くなった時

下の子はまだ幼稚園児でした。


大好きなおじじが

急にいなくなっちゃって

すごく悲しかったから

今でもおじじのことを思い出して

急に泣き出すことがあります。



大学生の時に亡くなった祖母を思い出し

私自身、今でも泣くことがあるので

やはり大切な家族が亡くした悲しみが

完全に消えることはないのでしょう。


「今週はおじじの命日だから

ばあばちゃまの家に行こうね」


そう話した後、しばらくしてから

僕が言いました。


「ママ、人って生まれ変わるのかな。

死んでも、ちゃんと生まれ変われるのかな。

僕、死ぬのはこわいな。

死んじゃった人の顔を見るのもこわい…。」


死んじゃった人の顔を見るのがこわい。

この言葉は初めて聞きました。



おじじが亡くなってから

ずっとずっと我慢していて

ようやく言葉にできたのでしょうね。


そう思うと胸がキューとなりました。

やっと言葉に出せて良かったと思いました。


「おじじが亡くなった時、

おじじの顔を見るの、怖かったね。

おじじがもう笑ってくれないんだもんね。

わかるよ。


人が亡くなってから

本当に生まれ変われるかは

ママにもわからないな。

きっと誰にもわからないと思う。


だからこそ

今の自分を人生をしっかり生きるんだよ。

後悔しないようにね。」


って答えると


「うん。ママは長生きしてね。」


とつぶやきました。


小さい頃から、かなり強く

生と死を意識している僕。


「ママ、死んじゃったらやだ。」


って言われることもしばしばで


「ママ、そんなに早く死ぬつもりないから

大丈夫だよ!」


と答えるけどやっぱりどこか心配みたい。

家族のことが大好きだからかな。


彼が小さい頃から

ひいおばあちゃん、ひいおじいちゃん、

親戚のおじちゃん、夫の実家の愛犬、

おじじとたくさんの家族が亡くなりました。


葬儀に参列したのは2回だけど

まだ小さかっただけに

強く印象に残ったのかもしれません。


また、彼がまだお腹にいたとき

私がアクシデントで階段から落ちてしまい…

その衝撃が強く影響しているようでもあります。本当にごめんね。


(本人によれば

その時の記憶はあるそうで

臍の緒がぐるんぐるんになって大変だった、

頭がゴン!ってなって痛かったそうです)


普段、生と死を意識することはない私も

妊娠中に階段から落ちた時は

その一瞬、生命の危機を意識して

私は怪我をしただけで

おなかの子が無事生きてて良かった!

その後、無事生まれてきてくれて

本当に良かった!と

心の底から思いました。


(出産後、僕と対面した時、

私がまずかけた言葉は

「ママ、階段から落ちちゃってごめんね。

無事に生まれてきてくれて、ありがとう」

でした)


先日の津波警報が鳴り続けた時も

心臓がバクバクして

命を守るためにどう行動すべきか

考えるきっかけになりました。


そして、僕から


「ママ、長生きしてね。

死んじゃったら、やだ。」


と言われたり


「おじじに会えなくて悲しい。

僕が大きくなるまで生きてて欲しかった。」


と言われる度に、やはり生と死を考えます。


魂は永遠だから

この世での人生を終えても

ワンネスに戻るだけで

亡くなった人の魂が消えるわけではない。



でも、その魂が次の人生を迎えるかは

誰にもわからない。


生まれ変わる人もいるだろうし

そうでない人もいるでしょう。


生まれ変われるとしても

今の同じ人生を生きるわけではないのだから。

この世で与えられている人生は

やはり一度きりなのです。


だからこそ、今、生きている自分は

この人生を大切に生きようと思う。


いつか自分が空に帰るとき

後悔しない人生だったと思えるように。

そして、大切な家族が空で迎えてくれるとき

笑顔で会えるように。


祖父と祖母から父へ

父と母から私へ

私と夫から子ども達は

繋がっている命に感謝して。



今日も最後までお読みいただき

ありがとうございます。