思い

私は働きながら
両親を看取った病　院で
今も働いています

でも
私の中で
ここにいなくてはいけない理由とするものは
ほぼ無くなりました

ここに来て

10月で四年目。。



入社してすぐに
父親の肺　癌が発覚

その時には
既にステー　ジ4
余　命　1カ月　を宣　告

その時
母は
白　血病の治療、科　学療法を9カ月間終えて帰って３ヶ月ほどの話でした

母も病気だったから

私は働きながら
父の病室に泊まり

ほとんど寝ないまま次の日仕事に行ったりしていました

主治医？
ううん。担　当医が私の事をいつもいつも支えてくれました

私の事を私の病棟の師　

長に言ってくれて
私の事までフォローして下さいました

父を失い
その半年後

母の白　血病再　発

もう移　植に踏み切ろうと
私の病院へ転院させてもらい

覚悟を決めて
我が病院に来てもらいました

母は
骨　髄幹　細　胞移植をしました


物凄い経過良好でした

母には一年間
何の拒　否反応もありませんでした



その間

同じ移　植をした仲間を勇気づけ
拒否反応が出ている仲間に
これから効くと
作っては
届けていました


私の母はそういう人でした

生きていることに、
いつも感謝していてキラキラ強い母でした

亡くなる２ヶ月前から
母は鬱みたいになりました

表情はお人形さんみたく
いつも何をしてていてもしんどそうでした

私は
休みの日に自分の時間を持つことすらありませんでした


仕事帰りに
スーパーに行く
それが、私の唯一の贅沢でした



そんな母に


父からもらった
婚約指輪をもらいました



私は
両親を失った病院にいるから


時々フラッシュバックで
過去がよみがえってきます






でも。

私には


その時の私を見ていてくれた人がいます



先日

エレベーターの中で

母の主治医が  

どう話ていいか分からない私に


どうですか。。
落ち着きましたか。。
って声を掛けて下さいました


本当に嬉しかった


ここにいる理由は無くなりましたが。。




私も

自分の人生を歩んで行かなくては。。。




神様は

どれだけでも

私に
試練を与える！！



もう、
終わりにしてよ。

って本当に何回思ったかな？


でも。。。

私だから乗り換えられる

私にだから頑張れる！


って

今でも

それだけにすがって生きています