「生き方は息方だ」
というのは野口整体の野口先生のお言葉。
「生きているということは息をしている、ということであり、生き物は、息をするものであり、命は息の内であり、生き方は息方なのだ」
とおっしゃってます。
確かに、息方、つまり、呼吸のやり方は大事だということを、KAORIもようやくこの年齢になってわかるようになりました。
呼吸が浅い人は、落ち着きがなく、何かいつも焦っていたり、緊張しがちだったり、不安でいっぱいになってしまいがち。
呼吸が浅いと、酸素が不足しちゃうので、そうなっちゃうんでしょうね。
ちなみに、あなたは自分の呼吸、息の仕方について、ゆっくり、じっくり体感したことはありますか?
KAORIは、自分がヨガやコーチングを学ぶまで、呼吸を意識したことは全くなかったです。
今振り返ってみても、会社員時代は、スピードや成果を求められていたので、いつも力が入っていて、呼吸も浅かっただろうな、と思います。
だから、
「疲れやすかった」
「キレやすかった」
「感情のアップダウンが激しかった」
のかもしれません
実際、KAORIのクライアントさんの中には、忙しく会社で働かれている人も多いので、呼吸が浅くなっている人が多いです。
そんな人たちに、ちょっと呼吸についてレクチャーするだけで、心の状態が変わり、体の状態が変わり、パフォーマンスがアップするケースも少なくないんですよ!!
でね、呼吸を大切にすることで、さらに、磨かれることがあるんです。
それは、「間(ま)」の感覚。
「あの人は、間が悪い」
とか、よく言うでしょ?
言葉を変えると、「空気」の感覚ともいえます。
「あいつは空気が読めない」
ってやつね^^
たまに、
「日本人は空気を読みすぎるからダメだ」
なんて揶揄されることもありますが・・・
KAORIは、空気を読むというのは、人と人との「和」を大事にできる、素晴らしいコミュニケーションスキルだと思っています。
そもそも、日本文化は、「間(ま)の文化」と言われています。
茶道や剣道や合気道などの武道なども、「間」が大事でしょ?
そして、それが美しいわけです。
生き方は息方というのは、その人の「間」の感覚が、生き方に繋がるともいえますよね。
「間」が良い人は、高度に洗練された感性を持っているとKAORIは思います。
「間」とは、主観から客観へ、客観から主観へ、と自由に行き来できる感覚かもしれません。
こういう感覚が磨かれると、全体を見ることができ、余裕を持ち、美しく生きられますよね
KAORIは、自分の呼吸の仕方を、ゆったりと、深くすることを意識し始めてから、自分を客観的に見ることができるようになりました。
相手のことも、感情的に主観的に見るだけでなく、俯瞰して、客観的に見ることができるようになりましたね^^
もちろん、100%できているわけではないですが、
「あ、いま、私、焦ってるな」
「あ、いま、感情的になってるな」
なんてサッと気づけるようにもなりました。
でね、気づくことができれば、あとは呼吸を使って、自分の状態をコントロールできるので、感情にのみ込まれないわけ。
つまり、「息方」を変えることで、まさに、「生き方」が変わったともいえます
生き方というのは、人と人との関係性でつくられていくものでもありますから、コミュニケーション力が上がれば、生き方も変わるわけです。
こうやって書くと、呼吸の重要性がわかるでしょ
***
よくね、
「私、空気を読みすぎてしまって、何もいえなくなるんです」
なんてお悩みを相談されることがありますが・・・
「空気を読む」というのと、「空気に呑まれる」というのは、違います。
本来、「空気を読める」ということは、「間が良い」コミュニケーションも取れるわけです。
つまり、「空気を読む=何もいえなくなる」という論理展開はおかしいですよね?
空気を読めるなら、良いタイミングで、自分の意見を伝えることができるはず。
空気を読めるということは
「間を空ける」「間を待つ」
という感覚のセンスがいいはずですから。
つまり、「空気を読みすぎて、何もいえなくなる」というのは、別の問題かもしれませんね。
空気に呑まれてしまって、何か、自分の中にある「恐れ」が出てくるのかもしれませんね。
この辺りは、個別にセッションをさせていただければ解消できると思います。
「空気を読める」というのは、その人の長所ですから、それを理由に自分を否定する必要はまーったくないですよ
ということで、ぜひ、あなたも、この機会に、自分の呼吸の仕方をじっくり観察してみてはいかが?
呼吸で生き方が変わるなら、やらない手はないでしょ^^
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では、また更新しますね(o^^o)
メンタルコーチKAORIでした