実彩子side



日「で?二人で海行って帰ってきたと。なんてドラマチックで、dramaの続きでも書けそうな展開だな」

実「ただ見て帰っただけだから」





つまんねぇ、というような顔で見られても困る。

日高くんが期待するようなことは何もなかった。
日高の家まで送ろうかと言われたと言ったら、それはすごいなと感心していたけど。





日「てかさ、それに乗っちまった俺も悪いけど、付き合ってないって西島にちゃんと言っとけよ」

実「言ったところで何も変わらないよ」

日「だったら言っちまえよ(絶対変わるから)」





まぁ、勝手に彼氏にされた日高くんからしたらいい気はしないよね。

しかも、メンバー内ってはたから見たら結構シビア。





実「どうやって言おう」

日「え?日高くんと付き合ってません、って」

実「ストレート過ぎじゃない?」

日「こういう時はストレートがいいんだよ」





言えてたら、海行った時に言ってるよ。





日「すいませーん、焼酎ストレートで。あ、違う!割ってください」




なにしてんの、日高くん。





とにかく言えよなと釘を刺されて
家まで送ってくれた日高くんは颯爽と車で去って行った。









「デートしてた?」







実「・・・にっしー」






花壇に座っていたにっしーは、ポケットに手を入れたまま近づいてくる。
どうしてここにいるのかわからない。




にっしーは手を伸ばして私の手を握る。





実「…冷たっ」

隆「宇野ちゃんはあったかいね」





にっしーは笑っているようで、寒さでうまく笑えてない気がした。
手と声は少し震えている。









実「部屋、上がって」








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明日大学だー。
何事もなく過ごせますように。


今日は車校の初日でした!
運転楽しすぎた笑


AAAのLiveDVD届いた!!
来週の火曜日までの我慢!!

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