子どもはケガがつきもの…とは言え、
いざ目の前でケガをしたら
慌ててしまうもの
今回は、子どもたちに多いすり傷や切り傷の
手当てについてご紹介します。
ひと昔前は、
ケガをしたら洗って乾かしおく…
さらに祖父母時代は、
ケガをしたら消毒してアカチンつけて…
でも今は…
「適度な湿潤環境」
がキーワードです
最近は、薬局などでハイドロコロイド素材の
「家庭用創傷パッド」(傷パッド)が
沢山並んでいます🩹
でも市販されているこれらの
ハイドロコロイド素材の
「家庭用創傷パッド」(傷パッド)が
使用できるのは、
3歳以上
の商品が大半です
ケガが早くきれいに治るためには、
傷口から出る傷を治すための液(滲出液)で
適度に湿潤させておくことが重要です
自宅での傷の手当ての
ポイントをお伝えします。
ポイント1
流水で傷口を洗う
・消毒液は不要です。
・傷口に汚れや砂などの異物がないかチェッ
クします。
いなタオルなどで水分を拭き取ります。
ポイント2 適度な湿潤環境をつくる
ります。こうすることで傷口は乾きませ
ん。
・くっつかないガーゼや台所で使用するラッ
プなどを傷口よりひと回り大きくカットし
て 絆創膏や包帯、ネットなどで固定しま
す。
ポイント3
ガーゼやラップは
毎日交換
をします。
・汗ばむ暑い季節などは、交換回数を増やし
てください。
傷の表面がつるつるした薄い皮膚で
覆われれば手当て終了です
小さな傷であれば数日で
この状態になります。
できたばかりの薄い皮膚は、
日光にさらすと色素沈着が
残ることがあります。
色素沈着を残したくない場合は、
しばらく直射日光に
当てないようにしてみてください。
但し、以下の状況になったら
病院(小児科や皮膚科)を受診して下さい
3歳以上であれば、
ハイドロコロイド素材の
「家庭用創傷パッド」(傷パッド)を
使用すると傷の手当ても容易です。
使用方法や交換時期などは
必ず説明書を確認して下さいね。
今回は、子どもたちに多いすり傷や切り傷の
手当てについて紹介しました。
もし…
・傷口がパックリ開いている
・脈打つようにドクドク出血する
・動物に噛まれた傷
のようなケガをした際は、
適切な処置をして受診して下さい
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