外国語の勉強って意気込むとしんどくなりますね。

日本人は真面目なので参考書とか開いて勉強するのが見についていますが、実際、言葉を勉強するにあたり、何ができるようになりたいか、をイメージしないと結構とてつもなくゴールが遠く感じる気がします。途中でくじけてしまうのはそういうのも一因かも…

あたしは12年前イギリスに留学しましたが、これは語学留学のためではなく、料理と菓子を勉強するためでした。

学校もほぼ毎日だったので、語学学校には通わず。中学から大学まで英語を勉強する環境ではあったものの、やっぱり生で英語を操るのには四苦八苦しました。しかもイギリス英語の訛りは聞き取りづらく。BBCのような標準英語は聞き取れるのですが、いろんな地方から来た人たちのアクセントは本当に聞き取るのに苦労。


それでも、その言葉を操らなければ生きていけない。留学した頃はまだ今ほどネットが発達してなかったので。アナログでしたが、聞き取ってわからない単語は音で覚え辞書で調べる。ということをしていました。

これ、意外と役立ちます。
聞き取ってこうかな?とスペルをイメージすると単語の意味とマッチした時にスペルも覚えています。


あとは、今は自宅にいて最新の海外の映画やドラマも簡単に観れます。辞書を作るのに教授が言ってましたが、数年時間を要するとのこと。ということは、結構ちょっと前に使われていたフレーズを辞書で見る事があるんですね。

いわゆる流行の言葉は特に。日本語だとチョベリグとかありましたね。今は誰も使わない表現…苦笑

そういう意味では、海外のドラマなどは本当に生きたいまの表現を学べるいい教材になります。

ただし、字幕をそのまま鵜呑みにしてはいけないことも。日本語との意味合いが変えてあるときもあるからです。

対訳で、どうしても、文字制限の関係や日本語のニュアンスにないものは日本語らしく訳される場合があるんですね。

だから、字幕はあまり観ないように心がけた方が良いとあたしは思います。もしくは、好きなドラマで繰り返し見るようなら、ストーリーがわかった上で字幕なしでみてみると、耳でシッカリと聞き取りできるようになります。是非お試しください。

実際に外国語という言葉を使う面では、電話や会議でといったところで聞き取る力、そしてそれらに対して発信する力を要求される事が仕事場では求められていました。

ドラマもものによってはスラングだらけでフォーマルシーンでは使えない事もあるので、内容をシーン別にセレクトして勉強するといいと思います。

どちらにしても言葉を使うのは人間ですから。読むだけでなく、コミュニケーション能力を高める一つのツールとして外国語は役立つと信じて頑張るしかないなー、なんて最近感じます。

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