四国地方が震度6弱の地震に見舞われたのは、17日午後11時14分のことでした。南海トラフの巨大地震の想定震源域で発生したこの地震は、愛媛県の愛南町と高知県の宿毛市で特に強く感じられました。ただ、幸いなことに、今回の地震は人的被害は軽微なことには安心した。
地震のメカニズムは、フィリピン海プレートの内部で発生したため、通常のプレート境界の地震とは異なります。このため、気象庁は南海トラフ巨大地震の発生の可能性が高まったとは考えていないとしています。それでも、地震発生から1週間程度は最大震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。
この地震により、津波の心配はなかったものの、常に災害への備えは怠らないよう心がけたいものです。普段から防災知識を身につけ、いざというときに慌てないようにしましょう。地域社会としても、これを機に改めて防災訓練を積極的に行うことが大切です。
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