はたかぜ旋風 | 日本は世界を平和にします

日本は世界を平和にします

オーストラリアに移住してから日本がとんでもなくいい国だと言うことに気が付きました。
世界を平和にするのは日本ですよ、間違いない。
でもそのためにはまず日本が元気にならなくっちゃね。
ダーウィンから応援しています。


テーマ:
ダーウィンからの便り 日豪プレス  10月号掲載

「はたかぜ旋風」

オーストラリア他13か国を含む多国間海上共同訓練カカドゥ14に参加する為、自衛隊の護衛艦「はたかぜ」がダーウィンにやってきました。まずは2年前の「しまかぜ」と同じくダーウィン市内にある慰霊塔で、ダーウィン市長や北部準州多文化共生大臣の参加のもと献花式を行いました。

その後梅崎艦長の発案で、日本人墓地の清掃を行ってくれることに。ダーウィンにはナマコや真珠貝採取の為多くの日本人が移民して来てコミュニティーを作っていました。戦時中は民間の日系人も敵国人として収容されたので、戦後にはダーウィンに住む日本人はほとんどおらず管理の方以外訪れる人はいないのです。自衛隊の方々の清掃ぶりは装備を含め徹底しており、あれほどにきれいになった日本人墓地を見たのは初めて!というほどの美しさでした。その後お墓を水で清め、お花、お線香まであげていただき、墓地に眠る方々は久しぶりの日本式お墓参りを懐かしく思ったことでしょう。

またはたかぜの皆さんは地元の豪日協会との交流や、艦上見学の上にランチをふるまっていただきました。海上自衛隊のカレーというのは最近では海外までその噂が広まっており、希望者はすぐに満席。

豪日協会をはじめ地元の人々は、はたかぜを歓迎するはずだったのが逆に乗組員の皆さんの素晴らしいホスピタリティに感激するという結果に。

本来の目的である多国間海上共同訓練はといえば、ネット上で参加艦艇の海上編隊をはたかぜが先導するかっこいい写真が話題になるなど、日本の存在感、それから日本の海上自衛隊と豪海軍の協力体制が強化された訓練となったようです。

そして無事訓練も終わりダーウィン出港の朝、第二次世界大戦時にダーウィン港で亡くなった方のための洋上献花を行うことに。こちらの式は艦上で行うということもあり豪メディアも入る大きなものとなりました。梅﨑艦長と北部準州豪日協会の会長、ブレスナハンさんと共に先の大戦で命を落とした方々の慰霊、日豪友好を誓いました。日本からはたかぜ艦長、豪側からはフリゲート艦シドニーの艦長が一つの花輪を共に捧げたのが印象的でした。シドニー、ブリンマン艦長の「オーストラリアと日本両国、そして市民や軍人すべての犠牲者に思いをはせる機会となりました」という言葉が日豪の和解が進んでいることを感じさせます。

そして更に出港後、1942年1月20日にダーウィン港封鎖の為の機雷を敷設する作戦を遂行中、豪軍の攻撃を受けて沈んだ潜水艦伊124号の乗組員の慰霊を行いました。これをフェイスブックやブログで事前告知したところ、乗組員のお孫さんが連絡を下さり「はたかぜの皆様に心より感謝します」というメッセージを頂きました。梅崎艦長より「この慰霊の様子をご遺族の方にお知らせし、今度も豪軍との共同訓練の為に来る船にも申し伝えて洋上慰霊を引き続き行いたい」と、地元に住む日本人としては嬉しいお言葉を頂きました。

訓練に、地元貢献に、と大活躍だったはたかぜの皆様ありがとうございました。ダーウィンという日本との関わりが深い土地から、更なる日豪友好が深まった“はたかぜ旋風”でした。



ダーウィン港での慰霊の写真
はたかぜ梅崎艦長と豪海軍フリゲート艦シドニーのブリンクマン艦長


潜水艦伊124号が沈むWar Grave にて

写真提供:海上自衛隊  撮影:「はたかぜ 」星 3曹)

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