いつも "あの子達" のために
温かい応援ご支援ご協力をありがとうございます
本日は、昨日保護のご報告をした
福島原発事故から丸11年となった
2022年3月11日に
福島・被災地(福島第一原発20キロ圏内)で奇跡的に保護出来た
「三毛猫さん」改め「さくらちゃん」の
保護後の様子をご報告いたします
保護翌日の12日に
「Hさんご夫妻」に病院に連れていってもらい初期医療処置をして頂き
夜にわが家にやって来てケージinした「さくらちゃん」は
この姿勢のままずっと固まっていました
そこに約1ヶ月前に同じ給餌ポイントで保護した
「ゆきみちゃん」が興味を示し見に行くと
「さくらちゃん」は、猫さんがいて安心したようで小さな声で鳴いていて
「ゆきみちゃん」は、威嚇することなく、気にもせず去っていきました
お互いに威嚇など一切しなかったので
顔見知りではないのかな？
食べる事は、生きる事だから
餌場の取り合いなどしていた仲だったら
一緒に過ごせないかもと心配していたのですが
大丈夫そうなので、安心しました
※とはいっても保護して最低でも2週間は隔離が必要で
ケージ生活が必須なので「ゆきみちゃん」とは接触は出来ないのですが
▲病院でシャンプーして貰ったから綺麗になりました♪
「さくらちゃん」は
給餌ポイントで「美味しいご飯」を食べれていたのに体重が2.7キロしかなく
三角の顔で背中は尖り全身肉が削ぎ落ち全身ゴツゴツに痩せていました
極寒の中で生きていたのですから
その寒さに耐えるためにかなりのカロリーを消耗してしまうので
どんなに食べても追いつかなかったのだと思います
あとやはり水分不足だったようで
ph値が8でストルバイトがありました
そのため翌朝トイレを確認すると血尿が
(写真撮り忘れてしまいました)
そのため、ご飯はヒルズのc/dマルチケアを食べて
体質改善をしてもらうことにしました
で、食べてくれたかと言うと
緊張しておトイレで固まっていましたが…
空腹には勝てずでc/dマルチケアをしっかり食べてくれ
その後のオシッコは目視では血尿ではなくなりました
(500ｇ入れを食べ終えた頃に再度検尿をする予定です)
「さくらちゃん」は、嬉しい事に最初からしっかり食べてくれて
わが家に来て初めての夜は絶叫もなく暴れずで
保護っ子さんあるあるの夜泣きやケージ内が大惨事がありませんでした
これなら環境に慣れるのは早いかなと思っていたのですが…
わがに来てまる1日経った13日の晩に
ケージを覆っている布をめくって覗くと
「さくらちゃん」の姿がなくてベッドが膨らんでいて
ベッドの下にいるのかな？と持ち上げると
ベッドのあんかを入れるポケット部分に潜り込んでいました
やっぱり未だ怖いよね
でも…その姿が
まるで「桜もち」or「亀さん」のようで
可愛いかったです
で、そのままケージから出してお膝に乗せてナデナデしたら暴れなかったので
試しに潜っていたベッドから出し直接お膝に乗ってもらいました
緊張して固まって(逃げれず?)いたので
貴女は助かったんだよ、安心していいだよと
語り掛けたくさん撫でて抱きしめていると
「さくらちゃん」はじっとしていました
でも、未だ未だ怖くて不安だから
スキンシップした後は
隠れずこうして姿を見せてくれるのですが
すこし時間が経つと
またベッドに潜ってしまうの繰り返しで
このままだとこの距離感が当たり前になってしまう恐れがあるので
「さくらちゃん」は、凶暴性がない子なので少し早いけれど
わがに来てまる3日目となる15日の夜に
お膝に乗せて指ちゅ～るの
"胃袋掴んじゃうもんね作戦"を試してみたところ
とても写真をとる余裕がないので舐めている写真はなしですが
「さくらちゃん」はお膝の上に乗せられている事など気にせずに
保護時は頑なに拒否していたちゅ～るをもの凄い勢いで舐めて喜んでいました
で、少しだけ安心して信頼してくれたのか
撫でている手に顔を摺り寄せてくれました、嬉しいな
お膝に乗ると美味しくて暖かくて気持ち良い
って感じてくれたようで
翌日には、こんな愛らしい表情を見せるようになり
なんとゴロゴロ喉を鳴らすようになりましたぁ～
さくら またお膝に乗せられまちた
さくら でも美味しかったから嬉しいにゃ
さくら 腕の中って温かくて気持ちいいから
嫌いじゃないかも
ゴロゴロ
"胃袋掴んじゃうもんね作戦"をしてからは
見ていても平気で毛繕いをするようになり
ベッドに足を伸ばして
リラックスするようにも
でも、相変わらずで
今朝もベッドの下に隠れていました
3月11日に保護してから、一週間
わが家に来たのが12日の晩だから、まる5日ですから
これでも充分凄いと思います
「さくらちゃん」、健康に
そして立派な家猫さんになるために頑張っていて
日々進化していてこれからが楽しみです
未来の「ママさん」「パパさん」に
出逢え幸せになる日まで
福島・被災地で頑張って生きてきた
健気な三毛猫さんの「さくらちゃん」の応援を
よろしくお願いいたしま～す
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仮名さくら ♀
推定年齢1～2歳 エイズ・白血病共に陰性
■柄ー三毛、■瞳ーイエロー、■尻尾ー長くてまっすぐ
保護後、血液検査・避妊手術・ワクチン接種・キャリア検査・検便検尿・駆虫
シャンプーなど初期医療処置済
心身ともに落ち着きましたら里親さま募集をいたします
※「さくらちゃん」の今までの記事※
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◆ご支援のご協力のお願い◆
個人で活動をしているのでシェルターを持っていないため
一気に保護ができないので、福島・被災地と夏井川氾濫決壊エリアに
毎週通い給餌をしつつ少しずつ保護を進めていますが…
只今「医療費」と「飼育費」が思いのほか発生しており
更にガソリン代が高騰し4月1日からは高速代の値上げもあり
ますます活動続けるには厳しい状況となってしまいます。
全ての"あの子達"を保護して幸せにしてあげられますよう、それまで活動を続けられますよう、どうか「活動費」のご支援のご協力を宜しくお願い致します。
※「活動費」とは、給餌保護と活動車に関わる費用と保護猫さんの医療費と飼育費
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◆◆◆里親さま募集◆◆◆
福島・被災地と夏井川氾濫決壊エリアで保護された子達と
一緒に幸せになって下さる方を募集しております
◆里親さま募集中の猫さん情報は
コチラをご覧くださ～い。
