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ポイ活芸人として、再び週刊プレイボーイの取材を受けてきました。

(左から、よだれどりすなお、シューマッハ中村、ブルーザー井上ブルドーザーさん)

この日は、芸人界のポイ活キング井上さんのお話を聞けるだけでも楽しみだったのですが、

今回の座談会では、若きポイ活芸人、お笑いコンビ「よだれどり」のすなお君も初参戦していました。

すなお君は同じ事務所サンミュージックの後輩でもあります。

彼のポイントに関する知識の幅は知っていましたが、

いっても若干25才の若蔵です。

取材中何か困っていたら助けてあげようと思い、座談会は幕を開けたのです。

テーマは『楽天経済圏の改悪について』というものでした。

詳しくは今週発売の週刊プレイボーイを読んで頂きたいのですが、

テーマから脱線して、

ポイ活で失敗したエピソードを話していたときのこと。

僕はこんなエピソードを話したのです。



↓↓↓↓↓



今月、マツキヨで200円引きされる、d払いのクーポンがあったのですが、
条件は、201円以上の買い物というものでした。

ほとんどの人は、普通に買い物をして200円割引して貰い終了だと思うのですが、僕は違います。

店内を散策し、

数ある商品の値段を照らし合わせては頭の中のそろばんを弾き、

201円になる組み合わせを血眼になって探し出し、


1円で買い物するのです。


僕は500mlの飲み物と、お菓子を手に取りぴったり201円の組み合わせが作れたところで、

そろばん二段の理系脳に過信することなく冷静にスマホを取り出し、

電卓アプリで、しっかりたしかめ算までしてレジに向かったのです。

完璧だ・・・

品物をレジの店員さんに渡し、

己の計算尽くされた非の打ち所のない見事で美しい策略にひたっていたとき、

耳を疑う一言が待っていたのです。


「199円です。」



え?


僕は慌てて、


「いや、201円のはずです。」


と力強く指摘しました。

しかし、店内の表示価格が違っていたらしく合計は199円が正しいとのことで、

レジの店員さんも、安くなったのに怒っている僕を意味不明といったように見つめていたのです。


僕は渋々お会計をキャンセルし、

組み合わせを決め直し、

また同じことが起きぬよう多めになるような組み合わせでレジに持っていったせいで、

207円の買い物をすることになり、

悔し涙を堪えながら、


7円も払う羽目になったんです。




こんなエピソードを話し終え、

まあ、多く払うことになったとはいえたった7円で買い物ができたんだから良かったなと思っていると、

そこで、

すなお君から衝撃の一言が待ってたのです。



「ビニール袋買えばいいじゃないですか?」



脳天に雷が落ちたような衝撃を受けました。

「ビニール袋3円なんで、202円とかになるじゃないですか。」



本当だ・・・



僕はそのとき、彼の柔軟で天才的な発想の広さをまざまざと見せつけられると共に、自分の愚かさに気付かされたのです。

日々ポイントで得をすることや、無駄遣いしないことを最重要命題として生きているため、

3円のビニール袋を買うなんてことはあり得なかったのです。

常にかばんには持参したビニール袋も入っているし、

むしろ買わないことが自然すぎるが故、

ビニール袋を買う発想自体僕の右脳にも左脳にもどこにも存在していなかったのです。

それをさらりと、若干25才の髭を蓄えた黒い身なりの青年が一言、



「ビニール袋買えばいいじゃないですか。」

天才だ・・

そのとき僕は彼をほとんど、



こんな感じで見えていましたからね。









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