今日は不快を与える言葉について。
人に不快を与える言葉って、故意的に言う時もあるかもしれませんが、大抵の場合は無意識に自分が放っている言葉だと思います。
不快を与えてやるぞ!と思いながら言う時って、大人になってからはあまりないのではないでしょうか?クレームだとしても言葉を選びます。
不快な言葉って、放っている本人は気づかない。
そして、きっと不快を与えたのだろうと気づいたとしても、本人は自分にも影響があることまで気づかないでしょう。
それが私でした。
夫婦関係や親子関係にあると、いつしか相手を自分の価値観と一緒に考えがちで、自分ならこんなの当たり前にやってるって事を相手が出来てない事に腹を立てる。
「◯◯してって毎回言ってるじゃん!早くやってよ!」イラっ。
「何回も言わせないで!」
「何でこうなる?」イラっ。
普通にこれを日常で日々言うんです。
しかも子供の前でイライラしながら夫に・・・そして子供にも。
今だったら・・・穴があったら入ってずっと黙ってます。
相手も奴隷のように言われたら気分悪いですし、その場の空気が悪くなる事は当たり前でした。
私はその状況でも、“自分は悪くないし、何で私ばっかりやらなきゃいけないわけ!?何で自分で出来ないんだよ!”って相手を上から目線で見てました。
そう思えるのも今だから気づけるんですが、当時は上から物を言っている、そんな意識すらありません。
それから時が経ち、自分のことがしっかり言える年齢になった子供は、パパに対して使う言葉が上から物申す感じに。子供自身は何もその言い方が悪い事だなんて思ってません。だって、ママが使う言葉。
子供から妻と同じ強い口調で言われた、パパはもちろん大変傷つきました。
その後、子供の友人との間で問題が・・・
『友達に私の言い方がキツいって言われた。もっと優しく言ってって言われた。だけど、私は優しく言ってるんだもん。』って子供から言われたんです。
いかに自分が使っている言葉を子供が聞いていて、その影響を受けているのか。
家の中だから不機嫌でも大丈夫。なんて思ったら大間違い。そもそもその考え方も間違ってましたが。
影響を受けていたのは子供だけではありません。夫にも影響していました。
キツい事をいう一族みたいに。
最悪な状況を自分で作り出したのです・・・。
気づいた時にはもう自分が苦しくて苦しくて、もうどうにか早く直さなくてはいけないっていう気持ちでいっぱいに。
そういうときほど、何を考えても空回りする。
はっきり言ってすぐに改善出来る方法は、到底その時の私には不可能だったでしょう。
ここからは私が学びを得たことにより気づけたのです。
私に足りない事、
子供であろうが、夫であろうが、
相手を尊重するという事。
家族だから、気を使わない=尊重しない みたいになってた所があった。
イライラすることで言葉がぶっきら棒な言い方になる事、しょうがないよね〜、イライラさせるアンタが悪い!ぐらいにしか思ってませんでした。
しかし、そんな事思って良い事何もなしです。
そんな私も、実はこれらの言葉を気にかけると父が使っている。
イライラした時ほど出やすい相手を不快にする言葉。
身の回りの人が使う言葉の影響、意識するとすごく感じる物です。
大切な存在だからこそ、より尊重する事がすごく大事です。
尊重する気持ちでいれば自然と言葉も変わってくるものです。
「取ってよ!」が「取ること出来る?」に変わる違い。
「早くしてよ!」が「もう少し急げる?」に変わる違い。
言葉ってすごい。
自分の出した言葉で相手からも返ってきます。
その返しもいい物を出せば良いものが返ってくる。自分が気持ちよくいたいならば気持ちの良いものを口に出す事の大切さ。
「言葉の力」
人を簡単にも悪い方向へ引っ張る事もできる。
だったら良い方向にも引っ張る事ができる。
今回は言葉の影響について書きました。今回の投稿だけをみるとキツイな〜って感じます。
しかし、キツイ言葉を投げかける裏の気持ちにも目を向けると決して相手を傷つけるために言うのではなく、相手を頼りにしていたり、こうであって欲しいという相手への愛もあっての事なのだと思います。
だったらなお、気づいて改善する!
今日も読んで頂きありがとうございました!