今日は火曜日ですので、『ゴキブリ』第7話を掲載します。
尚、これはフィクションです。
高濃度のプルトニュームが海に流れ出した為に、近海の殆どの魚達は死に絶えていた。
日本の近海は、放射能の海となっていたのだ。
ゴキブリ達は、餌を求め海岸線に集まった。
打ち寄せる波を舐めるように、餌である放射能を摂っていた。
そこに、異変が起こる。
凄まじい大地震だ。
マグニチュード9を観測した。
そして、大津波が海岸線を襲う。
海岸線に集まっていたゴキブリ達は、一溜りもない。
津波とともに、海の遥か彼方へと消えていった。
つづく。