療育についてのご相談 | 鹿児島☆ベビーマッサージ教室「ハッピータイム」親子の絆つくり

鹿児島☆ベビーマッサージ教室「ハッピータイム」親子の絆つくり

鹿児島市で、保育士による本格的なベビー教室をしています。


おはようございますニコニコ

今日から始業式のところがほとんどだと思います。


冬休み、お疲れさまでしたニコニコ


まっ、夏休みに比べたら、楽しい行事も多いですし、あっという間だったかな。

お休みの時ほど、給食のありがたさを感じますよね(笑)


先日は、初級講座をさせていただきましたが、今週から本格的に私も始動かな。

早速、資格講座の問い合わせもいただき、本日はガイダンスです☆


さて、昨日はメールでご相談を受けました。

※掲載許可をいただいています


「療育で検索をしていたところ、先生のブログにたどりつきました。息子は2歳2ケ月。保育園から療育をすすめられました。療育センターは調べてみたのですが、どういった所が良いのか、たくさんありすぎて決められていない状況です。これから見学に行こうと思っているのですが、どういう点に気をつけて施設を決めればよいのでしょうか?」(抜粋)


メールでのやり取りだけはわからない、ママの表情や子供さんの動きも見たかったので、実際に来ていただいてのご相談時間でした。

その方が、ママも安心するでしょうしねニコニコ


まずは、園での様子をどう伝えられたのか。

保育参観での様子。

自宅での様子。

どういうところが、育てにくいと感じているのか。

療育という位置について。

今後の動き方。

療育を選ぶ優先順位。

子どもの接し方について。


ひとつひとつ、納得ができて安心して前にすすめるようにお伝えしたつもりです。


「療育」という言葉を言われると「うちの子は違う」と思うのは当たり前で。

けど、専門職の方から見て、この年齢からすると、この時期には獲得しておきたいレベルの発達というところはあります。

「もう少し伸ばしとおいた方がいいところがある」というのが近いかな。

それは、これからその子が困ることになるから。


子どもはいつかは成長するし。

男の子だから、元気でいい。やんちゃでいい。

個性だから。


そういう言葉が通じるのは、小さいころだけ。


もう、座る時間と動く時間の区別ができてきます。

動く時間にいっぱい動いて「元気だから。やんちゃだから」は、わかるのですが、みんなが座らないといけない時間に、動きまわって、それを「元気だから」という言葉では片づけられないです。


横並びがいいとは言いません。

が、大きくなるにつれて、「社会」も広がっていきます。


幼稚園、小学校・・・・社会人と。


ちゃんとすわりなさいビックリマーク

ちゃんとしなさいビックリマーク


それができないから、その子は困っているんです。

ちゃんと、それには理由があるんです。

それは、その子が「生活しずらい」というサインなんですね。

親も「育てにくい」と感じていると思うのです。


なんでうちの子は・・・むかっ

なんでできないのむかっ


私も、実希にそう言ってきました。

でも、それは、実希の「わからない。できない。教えて」というサインだったんですね。


保育士で親で、一番近くにいたのに、気づいてあげられませんでした。


現在、保健センターで1歳半健診と3歳健診で、少し発達に遅れがある子の教室を担当させていただいて、10年ぐらいでしょうか。

「発達障害」というものも、やっとわかってきたのがここ10年ぐらいと言われています。


それを考えると、実希が1歳半健診も3歳健診にも引っかからなかったのもわかるような気がする。

けど、もし早くわかっていたら・・・

まだ、実希の可能性を伸ばしてあげられていたんじゃないかと思うと悔やまれます。


実希が、自分で「生きにくさ」のサインを出してきたのが、小学4年生。

中学校になってからも、本人は悔し涙を流しています。

自分はちゃんとしているつもりでも、先輩に「ちゃんとしなさい」と言われる。


泣きながら帰ってきて、必死に私に訴えました。

悔しそうでした。

「もし、実希に手や足がなかったら、みんな優しくしてくれるのかな」

そんなことも言いました。

一緒に泣いてお話をしたこともあります。


高校では「実希がおなかにいるときに、障害があるとわかっていたら、産んだ?」

そんなことも考えるようになりました。

その時にも、一緒に泣きながら、お話をしました。


就職する時にも、悔しい思いをし、実希は泣きました。


ただの泣き虫ではありません。

ちゃんとできない自分に悔しいんです。


小さいうちは「生活のしずらさ」のサインを一生懸命に出してきます。

それを早くキャッチし、少しでも「伸び悩んでいるところ」を、療育という場所で伸ばしてあげる。

それをちゃんと伸ばしてあげないと、「生きにくさ」を本人が感じてくるようになってしまいます。

本人が、一番苦労するんですよね。


先日「金スマ」で、栗原類くんの発達障害について放送がありました。

類くんは、知的には高いのでしょうね。

自分のことをよく分析できています。

けど、他の人に理解してもらえているかというと、「生きにくさ」を感じているようでした。


金スマ 栗原類 YouTube



この子はちょっと、人よりも遅いだけ。

うちの旦那のお母さんも、遅かったよ~と言っていたから。

うちの子は違う。


そんな言葉を、仕事をしているとよく聞きます。


家族では感じないことも、外では笑顔が出なかったりお話しができなかったり。

お話ができるから大丈夫ではないんですよね。

子どもの成長に大切な「コミュニケーション」

社会に出ると、絶対に必要なもの。


子どもは、自分で行きたいとは言いません。言えません。

その子が伸びる可能性があるなら、ぜひそのような環境を親が作っていただきたい。

必ず、伸びますから!

子どもの成長は、本当にすごいです。


当たり前ではなく、その成長を一緒に喜んでほしい。

そう願います。




それは、自分ができなかったから・・・

それを伝えるのも、今の私の役目なのかなと、思っています。


私は特別に「相談窓口」を作っているわけではありません。
困ったことがあれば、わからないことがあれば、発達に心配なことなどがあれば、まずはご自分の管轄の「保健センター」に連絡してくださいね☆

専門がいますので、とりあえず電話を。

とりあえずそこからですニコニコ



相談に来てくださったママが見たブログ。

きっとこれじゃないかな。


ご参考に☆