こんばんは。

スタッフ堤です。

今日は季節が１ヶ月逆戻りしたように少し肌寒い1日でした。

お外で生まれてきた仔猫さんが

この寒さで風邪を引かないかとても心配です…。

10月のカレンダーのエピソード。

奇跡の猫、豆大福のお話です。

EPISODE10

一人ぽっちだった豆ちゃん。

今は半年遅く生まれた弟といつも一緒に転げ回ってる。

人は言う。

「楽しそうね」

「お外の子は自由でいいね。」

違うんだ。

知らないんだ。

この子は悲しみを背負った奇跡の子だって。

豆ちゃんは本当は6匹きょうだい。

みんな豆大福みたいな模様のそっくりさん。

賢いと有名なお母さんは、子供たちにヒトを近寄せず、安全な場所を求めて何度もみんなを連れてお引越し。

だけどある日、豆ちゃんはひとりぽっちでごはんをもらいにやってきた。

何日待っても、後の5匹の姿は見えなかった。

川辺で暮らしていた親子たちを、あの日、水が増した川が襲ったのかもしれない。

豆ちゃんは「奇跡の豆大福」。

生きていてくれることが奇跡なんだ。

でも、それじゃダメなんだ。

お空に行ったたくさんの命に誓おう。

生まれては消える。

そんな悲しいこと、もう終わりにするんだ。

10月のエピソードより

生まれてきてはいけない命だなんて…。

そんな風に言うのは人間のエゴなのかもしれません。

自然界で生きる野生動物の様に

生きる為食べ物を捕食できたり、気候風土が適しているのなら妊娠するのも出産するのも自然の摂理なのでしょう。

でも、何度もブログでもお伝えしていますが、猫は野生動物ではありません。

人間によって捨てられ、生きる環境ではないお外の世界で危険にさらされ日々戦っているのです。

お外で生きる猫さんは

みんなみんな「奇跡の豆大福」。

1匹の猫が生き延びる、

そんな陰で消えていくたくさんの悲しい命があるのです。

お空に行ったたくさんの命に誓おう。

生まれては消える。

そんな悲しいこと、もう終わりにするんだ。

お外で生きる野良猫と呼ばれている。

そんな猫たちの現実です。

是非、ご覧頂きたいブログです。

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野良猫たちの物語

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