こんにちは。

スタッフ浜﨑です。

Happy Tabby Clinicには、TNRの猫ちゃんたちがたくさんやってきます。

TNRという言葉は、少し前から知っていたのですが、

なんとなくよくわからないイメージでした。

「TNRとは、

Trap(トラップ：罠)、

Neuter(ニューター：不妊手術)、

Return(リターン：元の場所に戻す)、

の略で、

野良猫を捕獲、不妊手術を施し、元の場所へ戻す活動のこと。」

まず、

Trap(トラップ：罠)

「わな！？」　という感じです。

罠といえば、『鶴の恩返し』で鶴がかかっていたやつ？

鶴は苦しんでいたところを助けられたはず。

ということは・・・。

猫は大丈夫なの？

という漠然とした不安を持っていました。

クリニックにやってくるほとんどのTNRの猫ちゃんたちは、

捕獲器に入ったままの状態で連れてこられます。

捕獲時にケガなどはしておらず

（猫どうしのケンカ等、種々のトラブルにより、

捕獲器に入る前にケガをしていること有）、

元気にニャーニャーと鳴いている猫ちゃんもいます。

捕獲器の仕組みは、

猫の体の一部を挟むというようなものではありません。

捕獲器は、直方体の格子状の籠のようなものです。

中に食べ物を入れて置き、

片側の側面にある入り口を開けたままにしておくと、

食べ物につられて猫が中に入ります。

猫が奥に進み、食べ物の手前にある踏板を踏むと、

入口がパタンと閉まるという仕組みです。

なので、普通であれば猫が挟まれることはありません。

ただし、猫が驚いて素早く逃げることなどがあれば、

しっぽなど体の一部が挟まれる危険性はあります。

そんなことになったら大変なので、

捕獲器を設置した後は、人が見守っていなければなりません。

途中で雨が降ってきたり、

その他いろいろなトラブルが起こる可能性があったりするのを

防ぐという理由もあります。

しかし、捕獲器の近くに人がいると、

猫が警戒して捕獲器の中に入らないことが多いです。

そこで、少し離れた物陰から見守るということになります。

TNR活動をされている方々の忍耐強い努力に脱帽です。

やはり、猫たちへの愛情の深さゆえなのですね。

これらのことを知り、

私のTrap(トラップ：罠)に対する誤解が解けました。

話が長くなってしまったので、

Neuter(ニューター：不妊手術)、

Return(リターン：元の場所に戻す)、

については、

次回以降にしたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

＜お詫び＞土曜日の猫の交流カフェですが、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため

しばらくの間、お休みさせていただきます。楽しみにしていただいていた皆様には申し訳ありません。

再開が決まりましたら、お知らせさせていただきます。

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皆様是非、お気軽にお越しください★

（予約制ではありませんが、駐車場や一度に対応させていただける人数に限りがございますので混雑具合をお電話でご確認ください<m(__)m>）

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