こんにちは!

獣医師エリコです。

 

 

 

さて、今日は耳カットのお話です。

 

 

 

耳カットとは、不妊手術済みの印に、猫さんの耳先にV字型のカットを入れることです。

オスは右側、メスは左側に入れられることが多いです。

V字カットの入った耳は、桜の花びらに似ていることから、愛称で「さくら耳」と呼ばれています。

 

 

 

「不妊手術済み」の刻印となるわけですから、当然、一目瞭然でなければなりませんベル

 

 

V字カットは、ハサミで耳を切るので、

時間が経てば治癒過程により形が変わってきます。

 

 

例えば、切ったばかりでは

 

 

 

このくらいの耳カットが、時間が経つと・・・・

 

切り口は丸くなり、全体的に小さな耳カットになっていきます。

V字が浅いと、どんどん切り口は平たんになり、V字なんだか水平に切れてるんだかわかりにくくなってきます。

 

 

 

猫の手術室では、すでに耳カットが入っている猫も時々捕獲されて来院します。

 

 

 

耳カットが小さかったり

分かりにくかったり

暗くて見えなかったり・・・

様々な理由で見落とされてしまいます。

 

 

実際、耳カットが小さすぎると、一見ただのケンカ傷に見えることもあるし、

黒猫で、さらに夜だったりすると、、もはや全然わかりませんゲロー

 

 

耳カットは、大阪府動物愛護畜産課も「さくら耳は、適切な処置をされている猫として通常処分の対象になりません」と明言している、猫たちにとって大切な大切な命綱となる証明書です。

(2016年9月9日 NHKニュースより)

 

 

耳カットは「痛くないですか?」や「かわいそう・・」という声もよく聞きますが、

印を入れさせてもらうだけの価値があります。

ただし、やるからにはしっかり施してあげたいと思います。

せっかくカットしたのに、小さすぎたり分かりづらければ意味がありません。

 

もぐもぐかっこいいでしょ~?音譜

 

 

 

 

 

koji2誰が、どっから見ても、はっきりくっきり

文句なしのさくら耳でお願いしますにゃ!!