こんにちは。
スタッフ小西です。
個別支援の第1期報告は、今回のケース14が最終となります。
現在は主に第2期の申請の現場を支援しながら
並行して第3期の申請を受け付けております。(申請は2月末までです)
お問い合わせの際にお話を伺うと
手術費用のご支援をすることで解決の糸口が見つかるのではないかと思う
現場がたくさんあります。
ただ、問い合わせてくださったボランティアさんが
「支援してもらえるから、ぜひ不妊手術をしましょう」と
餌やりさんや飼い主さんや地域住民の方、自治会長さんなどを
説得してくださるところまでは順調にいくのですが
その先は協力できないと言われてしまうケースが本当に多くて
『ボランティアさんが自分で申請して面談に一人で来て自分で捕獲搬送して』
という形を希望されることが多々あります。
それでは意味がないと、私たちは考えています。
私たちがこの個別支援プログラムにかけている思いの中に
『当事者である地域の方々自身が問題に向き合っていただけるような支援』
をしていきたいということがあります。
同じことが繰り返されてしまわないためにも
その地域に住む方々、
毎日その場所の猫たちを見ている方々が
なんとかしたい、しなければ、という思いをもっていただけるよう
取り組んでいきたいと思っています。
その10 堺市 47頭(申請10頭) 支援期間延長中
餌やりさんが数人いる住宅地での繁殖です。
餌やりさんは高齢の方が多く、介護で通って来ていた娘さんに協力をもらい、
ボランティアさんがTNRを進めています。
支援終了の期日となりましたが、すぐ近くの別の場所で繁殖しており、
そこから申請場所に猫が流れてくるのを確認したため、
期間延長して、継続中です。
その11 東大阪市 7頭(申請9頭)
ニュースレターvol.10にケース紹介しておりますのでご覧ください。
その12 奈良県香芝市 24頭(申請20頭)
長屋の一軒で餌やりしているご夫婦がいて繁殖しました。
ボランティアさんがサポートしながらTNRと保護を進めてくださり、
支援をきっかけに
ご夫婦も「これ以上増やしてはいけない」という意識を持ってくださるようになりました。
その13 奈良県郡山市 7頭(申請10頭)
月に3.4回営業されている保護猫ハウスで増えてしまいました。
数匹は自費で手術されましたが、子猫もたくさん産まれており、
ボランティアの方のサポートをいただき、手術と保護を進めました。
ハウスの中の猫も、外にいる猫も
引き続き、見守っていただいています。
その14 泉南市 28頭
ボランティアの方が地域住民の方と一緒に相談に来られました。
高齢の餌やりさんが数人いて
猫がたくさんいる地域です。
地域の方もTNRに協力してくださり、28頭のTNRが完了しました。
以上で2024年第1期のケース報告は完了です。
引き続き、第2期の報告をしていきます。
手術基金にご支援いただいているみなさまのおかげで
たくさんの現場を支援することができました。
心より感謝申し上げます。





































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