昨日は、うちの娘たち(小6、小5)が通う小学校の「期末テスト」の日でした。


日本の方なら、「え!? 小学生なのに期末テストがあるの!!??」と驚かれるのではないでしょうか。


学校によって違いはありますが、多くの小学校では「学力評価試験」と称して、多い学校では1学期内に中間・期末テスト、少ない学校では学期末に期末テスト、そして、まったくない学校もあるにはあるようです。


ちなみに韓国は、3月入学で卒業は2月。2学期生で、1学期は3月~7月末、夏休み(30~40日)、8月末から2学期で、12月末から2月いっぱいが長~~~~‘い冬休みなのですが、2月の前半に約10日ほど出校日があり、その最終日が学年の終業式ということになります。


その1学期と2学期に、それぞれ中間、期末テストがあるんです。うちの学校は!


たとえば、数学だと(韓国では、小学校でも「算数」といわず、「数学」と言います)、1学期の教科書が8単元から成り立っているのですが、中間テストの範囲が1~4単元、期末試験が5~7単元(あるいは8)と

なります。


小学生でありながら、この「数単元」を一度に試験を受けるというのは、私たち日本人ママがみるのにはかなり厳しい~~~! 


しかも、韓国の教科書って、日本の教科書よりはるかに学ぶことが多くて、なんか難しいんです!


日本の小学校で習う「算数」の内容は、各単元のはじめあたりに「基礎」としてパパーッと習い、その後はかなりの応用問題までを解かせます。


また、別の機会に書きますが、実はうちの娘たちは日本の小学校に冬休みの間、「交流在籍」ということで1ヵ月前後通学させてもらうということを、過去3回行ったのですが、そのたびに、「日本は勉強が簡単でいいな~~!」と言います。


特に、数学なんかは、ほんとうに韓国で学ぶことの基礎の基礎あたりを、繰り返し授業でやるので、「なんでこんな簡単なことを繰り返しやるの~~?」って感じなんですね。


その難しい内容を、1単元でもなくて、数単元にわたって試験するんですよ!!


その他の科目もそうなんですが、私たち日本人からすると、「私たちの中学レベルね、これは」というのが実感。あるいは、「中学受験」って感じでしょうか…。


低学年からそうんですよ~~~。(うちの学校は、今は2年生から試験あるかな)



こういう事情なので、こちらでは「塾(韓国では、『学院』といいます)が大流行。


猫も杓子も塾、または、グループ勉強指導(韓国では、『コンブバン』といいます)や家庭教師などいわゆる「私教育」に走ります。


実際、そうでないとついていけないという現実が、確かにこの国にはあります。


まあ、そうじゃない子もいるんですけどね。


そういう子は、一つはお母さんが徹底的に勉強を指導しているか、あるいは、本当に本人の能力がとても高くて、一人で学習する力が優れている子ですが、でも、かなりの少数派です。



でも、最近は日本も「お受験ブーム」で、東京あたりはかなりこれに近い雰囲気らしいことを聞きますが…。



しかし、この「塾」がまたハードなんですよ~~~~~!!!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。




うちの子も、今日はこれから家庭教師の先生が来てくれて数学の授業です。


その前に、夕ご飯食べさせないと、ってことで、このへんで。(まき)