南アフリカ☆タウンシップで生活!
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2016-08-27 01:04:17

レソト王国!

テーマ:レソトの毎日
前回書いてから、すでに二年がたってしまっています。
あれから私はパスポートを盗まれたり、大切な友人がなくなったり、と
調査もともかく、いろいろなことを経験し、とっても刺激的な一年をすごしてました。

そして一年間、日本で生活し、また南アフリカの隣国、レソト王国に引っ越してきました。
前回住んでいたブルームフォンテインからは車で二時間ちょっと。
360度、南アフリカに囲まれた飛び地国家。
私がずっと南アで調査してきたソト人の王国です。

こっちについて、今日で10日目。
ようやく生活らしい生活ができるようになってきた。

朝からかぎが壊れて家に閉じ込められたり、と若干のハプニングがありつつ、
今日は特に予定がないので、のんびりご挨拶まわりで何件かのオフィスを回り、自己紹介をしてきた。

暖かくて気持ちのいい日。
もう春はすぐそこ。
午後はベランダで読書。本当に久々に落ち着いてじっくりと本が読めて幸せ。
バイトや事務に追われない時間をくださった奨学金に本当に感謝だな。

ぽかぽかして気持ちいなぁ・・と散歩していたら、割と狭い道なのに、
道のわきでたちしょんしてるお兄ちゃんが。
なるべく目を合わせないように、見ないように、と思いながらわきを通り抜けていたら
「ハロー」
と、用を足してらっしゃるご本人からご挨拶が!
いやーーーー!と思って、振り向かずに「お兄さん、自分が忙しいときに話しかけないでくださいな」と笑いながら返したら
「この前からみかけてて友だちになりたいなと思ってたんだよー」と。
いやいやいや!
友だちになるのは全然いいんだけど、たちしょん中に初めてのご挨拶はないでしょう!!
大爆笑してたら
「きみが歩いてくるの、見えなかったんだよ。ごめんよ、ほんと」とお兄さん。

あー。なんかこののどかさ。
毎日、どこかでおもしろいものに遭遇できるこの感じ。
アフリカにいるしあわせ。


と書いていたら、ドアをたたく音が。
家に訪ねてくる知り合い、数えるほどしかいないのに・・と不安になりながら出てみたら
さっきのたちしょん兄ちゃん!

めっちゃお酒のにおいぷんぷんさせながら、
「せっかく友だちになったから、一緒に話したいんだ。ゲートまで一緒に歩かないかい?」とな。
いやいやいや。

Welcome to Africa!
さぁて、週末の始まりです。

そんなわけで、久々ですが今日もぽちっと、よろしくお願いします☆
$南アフリカ☆タウンシップで生活!


2014-04-21 05:56:17

Building the Legacy その②

テーマ:ブルームフォンテイン

大変ご無沙汰してしまいました。
こっちの大学に腰を落ち着けてから一か月半。
タウンシップ(旧アフリカ人居住区)に住む貧困層の人びととの生活と
町での生活のギャップについていけず、すごく楽しかったり、すごく落ち込んだりと
不安定な時期をすごしていました。

が・・・こんなことに負けてもいられません。
これも南アフリカの現実の一側面。
ぼちぼち、復活していこうと思っているところです。(気弱)

さてさて。前回書いたBuilding the Legacyという民主化20周年を記念した政府主催のイベント。
コンサートの次は、展示にも行ってきました。

これもかなりおもしろい企画。
南アフリカが辿ってきた道を、政府公式の「ナショナル・ヒストリー」に沿って
体験できるイベント。


1)
植民地以前。様々な文化がそこには存在していた。
先住民コイサンの人びとの文化。バントゥ―(いわゆる黒人と一般的に言われる人びと)の文化。

2)
彼らは、白人入植者によって土地を奪われた。生活の糧を奪われた。
多くの人びとが土地を奪われ、安価な賃金労働者として、鉱山や都市部で働かざるをえなくなった。

3)
1948年、アパルトヘイトを公約に掲げた国民党が単独政権の座についた。
アフリカ人は「ドンパス」と呼ばれた身分証明書なしには自由に移動できなくなった。。
大部分のアフリカ人に、リザーブと呼ばれる小さな土地への帰属が義務付けられ、町へ仕事を探しに行くにも、この身分証明書が必要となります。

→私たち入場者は、入場時にドンパスを模したパンフレットを渡されます。
→ここで、白人行政官にドンパスをチェックされ、原住民労働局へ行って町への滞在許可をもらうように言われます。

ドンパスの写真と本人を厳格に見比べる行政官ドンパスのチェック1

行政官「一体町には何しにきたんだ」
私「仕事を探しにきました」

ドンパスのチェック2

行政官「よし、オフィスに言って、説明をするんだ」

→そして、別の行政官に同じ質問をされます。

ドンパスへのスタンプ

行政官「72時間だぞ。お前に与えられるのは72時間だ。72時間以内に仕事が見つからなければ、元居た場所へ戻るんだな」

ぼんっ!
とおおきなスタンプ(町への72時間の滞在許可スタンプ)が押されます。

アパルトヘイト体制下で、アフリカ人は、町で生まれるか、町に15年以上暮らしているか、同じ雇用主の下で10年以上働いているか、していなければ72時間以上の町での滞在が許されませんでした。


5)
町の周辺にあるタウンシップ(アフリカ人居住区)の生活が再現されていました。
お酒を飲んだり、強制移住によって居場所を失った人びとが訴えていたり・・


4)リボニア裁判
マンデラさんたちが国家反逆罪で終身刑を言い渡された裁判の再現。

→私たち入場者は、白人兵士に傍聴席へ座るよう促されます。

→アフリカ人入場者たちには「とっとと席につけ!何をぐずぐずしているんだ!」と銃でおどし、白人の友人たちにはころりと態度を変え「どうぞ、こちらに座ってください。いかがでしょうか」と丁寧に。

リボニア裁判 判事

裁判長がマンデラたちに終身刑を言い渡すと、観客である入場者のアフリカ人たちは、次々に声を上げていました!

「なんてことを!」
「南アフリカに自由を!!」


リボニア裁判 観客


「とっとと出ていけ!」と銃で脅す白人兵士。


白人兵士


このように、アパルトヘイト体制下におけるアフリカ人に対する抑圧を体験する、というのがこの企画の目玉。

そして、最後に行きつくのは1994年。
南アフリカ史上初の全人種参加の総選挙。

私たち入場者は、投票用紙(本物を模倣したもの)を渡され、投票の説明を受けます。

最後にはマンデラさんの大きな写真。

マンデラさんとピーター


影響されやすい私は、この流れが、ANC政府のある種プロパガンダであることをわかりつつも、この投票用紙を受け取り、涙がにじんでしまいました。

いくら今のANC政権が腐敗していて、支持者を維持するためにANC中心の解放闘争史を強調しているとはいえ、アフリカ人にとって、初めて、国の一員として投票する機会だった1994年の選挙。

「僕は、とても誇らしかった」

と目を輝かせて当時のことを語ってくれた友人たちの姿が浮かびました。

現在の南アでは、ANCの腐敗に批判の焦点があたっていて、ANCの取り組みは「支持者集めのプロパガンダ」と位置づけられています。
それはある意味真実であるけれども、でも私たちは、なぜANCが現在のような状況に陥っているのか、その歴史に振り返って考える必要があると思いました。

そして、ANCを批判するがために、何が行われていたのかを忘れては決していけない。それを踏まえた上で、ANCに焦点を当てるだけでは見えてこなかったアパルトヘイトの側面を論じていかなければいけないと、改めて感じました。

私個人の意見としては、とても興味深い展示でしたし、アフリカ人以外の、特に白人の若者たちがもっと入場客としてこの企画を体験すればいいのになぁ・・と強く思いました。

観客も私たち三人以外は皆、アフリカ人であったことも、この国の政治状況と人びとの関心を如実に表しているようで、非常におもしろかったです。


道端でピーターに出会わなかったら、知りえなかったイベント。本当にご縁にめぐまれています。




そんなわけで、久々ですが今日もぽちっと、よろしくお願いします☆
$南アフリカ☆タウンシップで生活!


2014-03-30 02:22:48

Building the Legacy その①

テーマ:ブルームフォンテイン


さて。
(日本と同じ生活レベルを維持している人たちにとっては)
車社会の南アフリカ。
あるいて10分のところに行くにも、車で行きます。
それは治安の面での考慮もあるみたい。

でも多くのアフリカ人は、(乗り合い)タクシーやローカルバスなどの
公共交通機関を利用しています。

車社会に生きる人たちからは、
タクシーの利用や、ダウンタウンの街歩きは危険だからやめなさい、
と口を酸っぱくしていわれます。

が、街歩きもタクシーもやめられない。
そこには、一応タウンシップの人たちとできるだけ近い目線でいたいという
信念があるのですが。それだけじゃありません。


アフリカ人と同じように乗合タクシーに乗り、町を歩き、挨拶をかわしていると、
いつも素敵な出会いがあります。
アフリカ人は、そうやって道端やパブなどで人と声を掛け合い、
知り合った人と意気投合すると、そこからビジネスパートナーにまで発展することも。
観察していてもとてもおもしろいし、自分もその一部を体感するのはとても楽しい。


昨日は、こうして道でであった友人に招待されて、
Building the Legacy: 20 Years of Freedomというライブに行ってきました。


Building the Legacy 3屋外ステージ


このチケットをくれた道端ともだちのピーター、
道を歩いている私を見て「アフリカ人みたいに歩く、あの子は一体何者だ?」と
思って話しかけてきたそう。
「アフリカ人みたいに歩く」というのがどういうことなのか、わかんないけど
でもなじんでいるのならうれしいな。


ピーターは歌やダンスをするパフォーマーで、ブルームフォンテインにも
ショーのために来ていた。
それで招待してくれたこのライブ。

Building the Legacy 2院生仲間でジンバブエからきたノエルと。


案の定アフリカ人しかいなかったから、またしても目立ちまくりでしたが、
クワイトやヒップホップのアーティストがたくさん来ていて、
とても楽しかった。


Building the Legacy 1酔っ払いのお兄さん。



いい気分転換ができて、今日は仕事もはかどりました。


このライブでは、もう一つとっても素敵な出会いがあったのですが、
それはまた今度。



今夜ももうひと頑張りします。
今日もぽちっとな☆よろしくお願いします!





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