電車でのステキな出逢い
先日、主人、愛娘と三人で電車に乗車した時のこと・・・
ちょうど私の隣に座っていた年配の女性の方が
「今のお母さんは良いわねぇ~
」って話かけてきたんです。
注釈************************
その時は、主人が娘を抱っこしていました。
昔の男の人は子育てに協力するということが少なかったので、
最近は、男性も子育てに協力的であるということで、
そのようなセリフが出たようです。
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っで、そこからその方が下車される一時間の間、
電車の中での子育て論が始まりました![]()
その方の経験の中から色々と教えていただいたのですが、
その中でも印象的だったのが・・・
①親が信念を持って子育てをする(ブレない)
②子供が一人で出来るまで見守る(親が我慢する)
ということでした。
その方曰く、
「今の親は子供に流され過ぎて、信念を持って子育てをしている方が少ないように感じる」
とおっしゃっていました。
そして、子供の自立を促すには、やはり子供自身が頑張れる力を身につける為に、
親が、「見守る」という「我慢」をしなければならないと・・・
手を貸してあげれば、早くできるところを
あえて我慢してみているのだ・・・と。
その話を聞いた時、前に読んだ本に書いてあったあることを思い出しました。
それは・・・
「蛾が孵化する時に、苦しそうに羽をバタバタとして
のた打ち回るのを見て、その飼い主である少年が
可哀そうだと思い殻を破ってあげたそうです。
そうしたら、何とその蛾は一生飛べない蛾になってしまった」という話でした。
(何とも切ない悲しいお話ですが・・・
)
そうなんです![]()
蛾が殻を破るために、のた打ち回っていたのは、
飛ぶために必要な力を身につけている大切な行為(時期)だったんですよね。
その人が苦しみもがいている時は、
正に成長の時って事なんでしょうね。
親子関係に留まらず、会社、夫婦、他の人間関係にも
当てはまるように思います。
いわゆるその人自身に「乗り越えなければならない」ことを
「乗り越えさせる愛情」というのを強く感じました。
見守る・・・というのは、見極めやタイミングなど難しいですが、
大きな愛情で、見守って行きたいと思います。
そんなこんなで、とっても良い気付きの機会を得ました![]()
「袖触れ合うも他生の縁」と言います。
ステキな出逢いに感謝ですね![]()
上記の意味
他生とは「今生(こんじょう)」以外つまり前世と来世のこと。
袖が触れ合うほどの出会いでも、それは前世から決まっていたことであり
だこらこそ出会いは大事にしましょうと言う話である。