■完璧主義者でツラくなるなら
昭和の時代は「完璧主義者」こそ、
エリートのシンボルだったり、
優秀な人間たちの目標や
モチベーションだったりしました。
でもそもそもは、
支配者たちが
巧みに考え出した
マインドコントロールの
ひとつの手法なんですよ。
つまり“完璧主義観念”を
持ってくれたほうが、
質の良い仕事をしてもらえるし、
企業も安泰だからね。
完璧を目指すこと自体は、
決して悪いことではありません。
ただ、人さまからの
非難や、批判、クレームをはねのけ、
最小限にするためのもの、
つまり怖れや不安から
逃れるために生まれた
「完璧主義」だと、
「重い盾」であると同時に、
心の中に宿る呪縛になります。
つまり
「最善を尽くす人」と
「完璧主義者」は、
オレの中では違うんだなぁ。
完璧主義者は、
怖れや不安やクレームに焦点を合わせます。
➡️どうしたら文句を言われないで済むだろうか？と、
最善を尽くす人は
愛と信頼に焦点を合わせます。
➡️どうしたらもっと喜んでもらえるだろうか？
同じことしているように見えても
内側のエネルギーは真逆。⇄
「完璧主義」は、
幸せな人生の邪魔になります。
完璧主義の源は「ベキねば」です。
実際に自分自身が
そうだったので
言わせてもらうと、
完璧主義にこだわっていると、
他人だけでなく、
自分のことも、
責めるようになります。
自分の欠点と向き合わなくなります。
出来ない自分がイヤになります。
知らずしらずのうちに、
抑うつから不安が生まれ、
逃避から→依存症へ
そして、
無氣力から→鬱状態へ
とつながっていきます。
「無氣力の鬱状態」になると、
完璧にこなせない自分を、
情けなくて恥ずかしく思い、
そしてどんどん不安になるために、
目の前のチャンスまで
逃してしまいます。
失敗やミス、
人からガッカリされることへの
怖れや不安から
身動きが取れず、
小さな目標さえ
追えなくなります。
完璧主義者が崩壊すると、
新たなチャレンジを怖れます。
（本来は不要な）プライドが、
脅かされるのが恐怖なのです。
そして「完璧主義」とは、
とても自己破壊的かつ、
中毒性のある信念体系です。
世の中には、
人や人間の作ったもので、
完璧なものなど
一つもありません。
そして他人から
どう思われるかは
自分ではコントロールできません。
だから本来は、
完璧主義になる必要もないし、
それを続けるのは
愚かなことなんです。
※「完璧」と「完璧主義」は違いますから誤解しないでください。
自分が直接会ってきた、
経済的にも精神的にも
豊かな成幸者たちは皆、
“完璧主義者”では
ありませんでした。
彼らから伝わってくるマインドは、
『自分は何一つ完璧にはできないけれど
自分のベスト（最善）を尽くすことはできる』
というものでした。
つまり自分が今できることを
精一杯やってるだけです。
しかも自分の大好きなことしか
していないので、
ほとんどストレスがないのです。
彼らは皆、そんな感じでしたね。
正直なところ、
「いったいどうしたら、そんなマインドになれるんだろう？」
と思いました。
でも同時に自分の
悪い思考癖も出ました。
「自分には無理かも」
「彼らにはそのセンスがあったんだ」
「怠け者のオレには無理だろう」
うん、、、
言い訳番長が登場したのです。(苦笑)
結局これも、
自分の潜在意識の中にある、
【マインドブロック】
によるものだと
ようやく分かったんだよね。
お蔭様で、
他の人より学びが遅い分だけ
さまざまなことを
経験させてもらっています。
少しでもあなたの役に立つ
フレーズがあれば幸いです。
--
あなたにすべての良きことがなだれのごとくおきます♪
感謝・合掌 なべG
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感謝 なべＧ