息子は、病院での長いリハビリ入院を経て

外来リハビリ、訪問リハビリを続けてきました。

一つずつリハビリも卒業していって

今日、最後まで継続していた訪問リハのPTを

卒業することにしました。



アドラー心理学ELM勇気づけトレーナー

人おこし・組織おこしリーダー

もとはしえつこです。

どんなことが起きても

そのことと向き合っていけば

必ず道は開けると思う



リハビリ卒業を決めるまで今月はいろいろ

考えました。

リハビリを続けるかどうかはもう私の気持ち

次第だということはすっごくよくわかってました。


このままリハビリを続けることでさらに回復を

見込めるのか…


息子のリハビリのゴールはどこなのか…


リハビリを続けるのは私の自己満足なんじゃ

ないのか…



先週、息子の車椅子姿から知っている

小児科の先生に相談をしました。

いろいろとお話をさせていただいて

やっと私の決心が着きました。


今日、訪問リハがあったので

PTの先生に卒業する旨を伝えました。


長いリハビリ入院を退院してから

4年間くらいかな…


途中何人か担当がかわりましたが

どの先生も息子の気持ちに寄り添いながら

毎週毎週機能回復のために工夫して

リハビリをしてくださったおかげで

車椅子生活だった息子が歩けるようになり

走れるようにまでなりました。

本当に感謝しかありません感感謝



先日読んだ『リハビリテーションルネサンス』

に書いてあったことで

『運動機能の回復に必要なのは

簡単にいえば、イメージトレーニングが

出来るかどうか…

イメージできないと回復できない』


とありましたが、イメージできれば回復できる

ということ。


では、どんな風にイメージするのか…


今思い返してみると…

私たち夫婦は息子の事故前のビデオをよく観

せていました。


運動会の時のビデオ

サッカーをしているときのビデオなどなど

この頃息子はプクプクしてました~爆笑


私たちは、またこんな風に動けるようになって

欲しいという思いからこのようなビデオを観て

いたと思います。


そして、それを観た息子も


「またみんなと一緒にサッカーがしたい!!」


と強く思っていたと思います。

リハビリの時、車椅子に乗ってまだ足も

ほとんど動かない時から、サッカーボールを

蹴ろうとしていました。

微かに掠めたボールが勢いもなくコロコロ…

と転がるのを見ながら、


『いつか蹴られるようになるといいね』

『絶対蹴られるようになるからね』


そんな言葉を自分に言い聞かせていたように

思います。


それが今は学校の体育でサッカーを楽しんで

いますうれしい


息子は、

いつかまたみんなとドッジボールがしたい

いつかまたみんなとドロケイがしたい

いつかまたみんなとサッカーがしたい

いつかみんなと野球をしてみたい


そんな思いから、よく投げる真似とかして

ました。


息子の頭の中では自分がそんな風に動いて

いるイメージが出来ていた。

だから、ここまで回復できたのではないか。

と私は「リハビリテーションルネサンス」を読んだ

後にそう思いました。


やっぱりイメージトレーニングはすっごく大事ポイント


全豪オープンの決勝戦で第2セットを取られた

大坂なおみがトイレットブレイクをしたとき


『相手の選手は世界で一番強い選手

だけど私はそれよりいいプレーができる』


と自分に言い聞かせたとインタビューで

言っていました。


それがイメージ出来るかどうか…


大きな分かれ道になりますねうぃんく「