2014年12月5日
9ヶ月間の長い入院生活を終えて息子が退院しました。
春が芽吹き始めた3月
いつもお花見していた川沿いの桜が満開になり
新緑が綺麗な季節を過ぎて
暑い夏を過ごし
秋を越して
まもなく冬になろうとしてました
アドラー心理学ELM勇気づけトレーナー
人おこし・組織おこしリーダー
本橋 悦子です。
ブログにお越しくださりありがとうございます。
息子が退院するまでに家の中に手すりをつけたり、必要な書類の申請をしたりして、準備を整えてきました。
しかし、車イスだけが退院日に間に合わなくて、病院で使っていた車イスをお借りして退院することになりました。
気管切開をしていたので、どうしてもタンの吸引が必要になります。
鎖骨と骨の間のくぼみを切開して、そこから気管カニューレという器具を挿入して呼吸をします。
タンがでやすいのですが、なかなか咳をしてタンを外に出すことができないので、吸引器でタンを取り除いてあげる必要があります。
なので自宅でもタンの吸引ができるように吸引器のレンタルをしました。
そして、気管切開をしているということで看護ケアも必要となり訪問看護をお願いすることにしました。
週に1回看護師の方に来ていただきました。
といっても、息子の看護はそれほど大変ではないので、気切のケアが終わったあとは簡単な体操などもしてくださいました。
これは、入院中にソーシャルワーカーの方がいろいろと探してご紹介くださったのですが、本当にいい方に巡り会えたなぁという思いです。ソーシャルワーカーの方に感謝です。
また自宅から神奈リハまでは遠くて外来のリハビリには通えないので、自宅からリハビリに通えそうなところを探してくださったのですが、またこれがとても大変で…
児童のリハビリをしている病院が少ないから、リハビリが出来るところにリハビリが必要な子どもたちが集まってくるのは当然で…
都内で3つある病院のうち、一箇所だけ受け入れてくださるという連絡がきました。
運のいいことに自宅から一番近い病院で、徒歩でいっても15分以内で行ける場所。
が、初診の予約が約半年後…
半年間どうしようかなぁ…
なにもしないのはもったいないような気がする…
と思って、また半年間だけでも外来のリハビリを受け入れてくれるところも探しました。
そして、慶応大学病院のリハビリ科で半年間リハビリを受けられることになりました。
と、息子の新しい生活環境が整ってきました。
神奈リハを退院した翌週から以前に通っていた小学校に復学しました。
初登校の日。
車イスで学校に向かっています。
私は、不安と期待が入り混じった気持ちでした。
息子はどんな気持ちだったのかなぁ…
たぶん息子は嬉しさ満開だったと思います。
やっと友達に会える嬉しさがほとんどをしめていたのかなと…
そして、自宅で毎日行うリハビリメニューも考えました。
すごいたくさんありそうですが(笑)、学校の宿題以外は30分~40分もあれば終わってしまう内容です。
こうやって息子と私たちの新しい生活が始まりました。