おばあちゃんのお味噌汁に学ぶ「基本が大切」の極意
3連休そして
お彼岸ですね。
コウカメは
母方の祖母が
東京に住んでおりました。
祖母は30年以上前に
亡くなったのですが
今でも忘れられないエピソードがありましてね。
きょうはお彼岸にちなんで
ご紹介させてください。
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おばあちゃんのお味噌汁に学ぶ
「基本が大切」の極意
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コウカメは
おばあちゃんが作ってくれた
豆腐のお味噌汁が
大！大！大好物でした。
おばあちゃんは
とにかく豪快な人だったので
グラグラ煮立てて
やけどしそうなくらい
アツアツのが出されるんですけどw
それでも
とにかく美味しくてね。
ゴクゴク飲んで
3，4杯くらい
おかわりしていた記憶があります。
で、ある時
おばあちゃんの家から帰る時
母に頼んだんです。
「ウチでも
おばあちゃんのと同じお味噌汁が飲みたい！
高崎に帰ったら作って！」
って。
そこで母は
おばあちゃんと同じお店で
豆腐と味噌を買って帰り
自宅で作ってくれました。
んが！！！
「なんか違う！」
「おばあちゃんのみたいに
美味しくない！！」
と感じました。
齢(よわい)
まだ7，8歳
どストレートな言動が持ち味だったコウカメは
感じたことを
正直に母に伝えました。
母は
「えー、なんで！？」
「同じ材料だよ」
「高崎の方がお水だって美味しいのに！」
と言いながらも
おばあちゃんの家に行くたびに
お豆腐と味噌を買って
何度も作り直してくれたのですよね。
…が！
何度トライしても
同じ味には
決してならなかったのですよ。。。
なぜだと思いますか？
スルドイ方なら
もしかしたらピンと来ているかもしれません。
・・・
・・・・・・
そう！
答えは
「ダシ」が違ったから！
母は
インスタントのダシを使っており
おばあちゃんは
なんとなんと！
お味噌汁を作るたびに
カンナで削り節を作って
ダシを取ってくれていたんです。
本格的過ぎだろぉ～～～w
※これは祖母が亡くなって
何年も経ってから
「そう言えばさぁ…」と
母が話してくれて知った話。
そりゃ全然
違うわけだいね…
(早く気づいてやー)
・豆腐とお味噌はおばあちゃんと同じ
・お水はなんなら東京より美味しい
しかし！
おつゆのベースになる
「ダシ」が違うだけで
まるで違う仕上がりになっていたんです。
子どもだったコウカメは
味の違いを敏感に感じ取っていたのでしょうね。
おばあちゃんが
孫のためにそこまでしてくれていたのかと思うと
「なんて幸せもんだったんだろう」と
改めて感謝の気持ちがわきました。
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まいにち
カンナで鰹節を削って
お味噌汁を作るのは難しいです。
コウカメだって
美味しい味噌汁が飲みたいけど
「やれ」と言われたら
「ムリ！」と即答ですw
でも！
忙しいママだって
お子さんに温かな気持ちを届けることは
できるんです。
おばあちゃん、ママ
それぞれに形が違って
いいと思っています。
わが家ではお味噌汁ではなく
「会話」や「体のケア」という形で
日常生活に
サクッと無理なく溶け込ませています。
髪を結びながら
「6時間授業、長いけどがんばって」
ランドセルを背負う前に
「きょうも元気で行ってらっしゃい！」
寝る前に
「課題もゲームもやって目が疲れたね…(笑)
きょうもお疲れさま」
会話しながら
体に触れて、ほぐしてあげるだけで
日々の暮らしが
もっと味わい深く
しあわせなものになっています。
まるで
おだしが変わったかのように…♡
特別なことをしなくても
声のかけ方
触れ方ひとつ違うだけで
お子さんの受け取り方も変わります。
あなたなりの形で
やさしい心
たくさん伝えていきませんか
おこさんとの
しあわせな思い出
たくさん重ねていきませんか。
基本がしっかりできれいれば
どんな形でも必ず伝わりますから、ね♪
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