今回は、リコールや生産終了・販売終了が話題になったダイソンホットアンドクールについて紹介します。
どのモデルが使えるのか不安になることありますよね。旧型モデルの終了はありましたが、現行モデルは販売継続中です。
この記事では、生産終了の理由や後継モデルの情報をはじめ、安全性や選び方のポイントについてもまとめていますので、この記事でチェックしてみてくださいね。
▼旧型モデルは生産終了しているものもありますが、通販で現行モデルは販売されています![]()
ダイソンのホットアンドクール生産終了はなぜ?
旧型モデルの販売終了とリコール対応の背景
一部の旧型モデルが過去に販売終了したことが「生産終了」の噂につながっています。とくにAM04やAM05は、内部基板の過熱による不具合が報告され、リコールの対象になったことで話題になりました。
リコール対象となったことが、シリーズ全体の終了と誤解される原因になったとも考えられます。実際には後継機が出ており、全モデルが打ち切られたわけではありません。
シリーズ全体が終了したと誤解される理由
AMシリーズの販売終了に加えて、家電量販店での取り扱いが減少したことが「シリーズ終了」の印象を強めています。古い情報がネット上に残っていることも影響しているようですね。
また、リコール対象製品の存在が一部で注目され、安全性に関する不安から「もう売ってないのかも」と感じる人が増えたことも、誤解が広がった要因のひとつといえるでしょう。
技術進化による世代交代の流れ
ダイソンは新技術への移行が早く、従来モデルの改良を重ねて新シリーズを展開しています。たとえば、AMシリーズに代わるHPシリーズでは空気清浄機能が強化されるなどの進化が見られます。
旧モデルの終了は“終了”ではなく“進化”という自然な流れともとれます。そのため、今はより多機能で安全性の高い後継モデルが選ばれているんですね。
本当に生産終了?販売終了になった型番とその理由
販売終了が確認されているAMシリーズとは
ダイソンのホットアンドクールで販売終了が確認されているのは主にAM04、AM05、AM09といったAMシリーズのモデルです。これらは後継機の登場と同時に段階的に姿を消しました。
とくにAM04とAM05はリコールの対象でもあり、早い段階で流通が止まりました。AM09については改良型でしたが、後継モデルにバトンタッチする形で終了しています。
リコール対象となったモデルの安全性と対策
AM04・AM05は本体内部の基板が熱を持ちやすく、一部で電気ショートが確認されました。これを受けてダイソンは自主回収(リコール)を実施し、安全対策を講じています。
リコール対応では、無償で基板保護パーツの取り付けや本体交換が行われ、さらに改修後には2年間の保証も付与されました。安全性の確保はメーカー側でも重要視されていたようです。
後継モデル登場による自然な販売終了の流れ
販売終了の背景には、単なる不具合だけでなく、新モデルへの切り替えという要素も大きいです。HPシリーズなど空気清浄機能を備えたモデルが登場し、順次移行されていきました。
技術革新によって性能や安全性が向上した結果、旧モデルの役割が終わったともいえるでしょう。これは家電製品におけるごく自然な流れといえます。
ホットアンドクールはもう買えない?今後のモデル選びのポイント
使用目的に合った選び方の考え方
「冷暖房機能があればOK」という方と、「空気清浄も必要」という方とでは、選ぶべきモデルが変わってきます。まずはどの機能を優先したいかをはっきりさせておくと迷いません。
用途に応じて選ぶことで、自宅環境にぴったり合うモデルを見つけやすくなります。家族構成や使用場所の条件なども加味して考えると選びやすくなりますね。
空気清浄機能の有無でモデルを見極める
HPシリーズには空気清浄機能が付いているモデルと、そうでないものがあります。花粉やにおいが気になる場合は、空気清浄機能付きモデルを選ぶのが安心かもしれません。
一方で「空気清浄は別の機器で行う」という家庭では、空気清浄なしのモデルHF1なども選択肢に入ってきます。使い方に合わせて最適なものを見極めましょう。
部屋の広さや設置場所による適正モデル
広いリビングに使うのか、狭い脱衣所に置くのかでも、選ぶべきモデルは変わります。大空間では風量が強いモデル、狭い空間ならコンパクトなモデルが適しています。
とくにHF1は省スペース設計のため、限られたスペースでも使いやすい点が魅力です。置き場所のサイズ感もしっかり確認してから選びたいですね。
後継機種としておすすめのダイソン現行モデル一覧
空気清浄付きのHPシリーズの特徴
HPシリーズは、温風・冷風に加えて空気清浄機能を搭載しているのが特徴です。花粉や微細な粒子をフィルターで除去し、快適な空間づくりに役立てられます。
1台で季節を問わず活躍できる多機能さが魅力ですね。季節家電を買い替える手間が省ける点もメリットです。
ホルムアルデヒド対応モデルの違い
HP09はホルムアルデヒドを分解できるフィルターが搭載されています。これにより、新築住宅や家具などから出る成分への配慮がされているモデルです。
HP07と比べてホルムアルデヒド対応の有無が主な違いになります。必要性に応じて選ぶのがポイントになりそうです。
空気清浄なしのコンパクトモデルHF1について
HF1は空気清浄機能を持たない代わりに、非常にコンパクトで設置しやすい構造です。脱衣所やキッチンなど、スポットで使いたいときに便利です。
小型ながら冷風・温風の基本機能はしっかり備えています。軽量で移動もラクなので、使いたい場所に合わせて柔軟に対応できる点が特長です。
ダイソンのホットアンドクールは今後も使って大丈夫なのか
AM04・AM05ユーザーはリコール確認が必要
もしAM04やAM05をお使いであれば、リコール対象製品かどうかの確認が重要です。ダイソン公式サイトでシリアル番号を入力することで確認が可能です。
安全に使い続けるためには、リコール対応が済んでいるかのチェックが最優先となります。不安なまま使用を続けるのは避けた方が安心です。
安全性や性能面での見直しポイント
旧型モデルは運転音が大きかったり、電気代が気になるという声もあります。買い替えを検討する場合、性能の進化と省エネ性も比較材料になります。
最新モデルは静音性や安全機能が改善されている点も魅力です。状況に応じて機種の見直しをすることで、より快適な使用感につながるでしょう。
使い続ける際の注意点とメンテナンスの重要性
ホットアンドクールは羽根がない構造とはいえ、フィルターや吹出口の清掃は欠かせません。定期的にメンテナンスすることで快適に使い続けられます。
とくに長時間使用している場合は、定期的な点検と清掃がトラブル予防につながります。説明書やメーカー推奨の方法を確認しながらお手入れしていきましょう。
ダイソンホットアンドクールの生産終了と今後の選び方まとめ
今回は、ダイソンホットアンドクールが生産終了と言われる理由や、現行モデルの選び方についてお話してきました。
販売終了といっても全シリーズが対象ではない点は知っておきたいところですね。
- 旧型のAM04・AM05などがリコール対応とともに販売終了した背景
- シリーズ全体が終了したように見えるのは、世代交代や誤解が原因
- 現行のHPシリーズやHF1など、用途に応じた選択肢が用意されていること
これらのポイントを踏まえて、自分に合ったモデルを検討していくと安心です。
この記事が、ホットアンドクールの今後の使い方やモデル選びの参考になれば嬉しいです。

