しくじり人生との訣別
重症筋無力症と診断されたものの
病院は通院をすすめながらも
決定的な治療法がないのですが。。。
胸腺を取れば改善するという報告もありますが。。。
ステロイド治療が効く人もいますが。。。
みたいなあいまいな話し方で
1か月に1度 動かないカラダを
無理やり引きずって
病院に通っても
何もしてくれない
何時間も待たされて
写真を撮られて
検査をされるけれど
すごくみじめな気分になる
セカンドオピニオンをお願いしたいのですが、と
看護師さんにいうと
とんでもない!!という顔をされ
きっとどこに行っても
こちらの病院に来ることになると思いますよ。
無理だと思いますよ、みたいなことを言われる。
特定難病疾患なので医療費助成の申請用紙をもらう。
申請の期間が限られていて、保健所に問い合わせると
急げば間に合うとのこと。
大学病院の教授の作成した書類の記載もれ。
次の申請は数か月後になるらしい。。。。
。。。。。。。。。。。。。
その時
自分の中から声が聞こえてきた
何をやっているの!!
小さい娘がいるのに
どんどん弱っていく
そんな情けない姿を見せて生きていくの?
その声を聞いたときに
悲しいとかつらいよりも
悔しいという思いがこみあげてきました。
このしくじり人生を何とかしたい!
たまたま大学時代の友達で
鍼灸の学校に通い始めた人がいて
「私のバイト先の鍼灸院に来る?」
と言われました。
東洋医学との出会い
もともと
近所にある有名な鍼灸院に通っていました。
その時は少しよくなるけれどすぐに元に戻る。
効果は一時だけだった。
この鍼灸院は鍼をピンポイントで打つ。
目をつむっていると
カラダの図が目の前に現れて
レントゲン写真のように見え
今打った鍼の刺激の動きが見えたり
鍼で体の中の空気みたいなものが
流れていくのがわかる。
なんだ?この不思議な感覚は???
そして空気がいろいろあばれながらも
小さくなって止まったころに
先生が様子を見に来る。
不思議な感覚だけれど
通ってみることにする。
カラダが楽になるときもあれば
帰りにますますしんどくなって
次の日にまた電車で通うこともしばしば。
それでも自分にはもう頼るものはないから
通い続けました。
運命の本と先生との出会い
帰りに立ち寄った本屋で
病気を治す、という本を探している時
1冊の本が目に入りました。
東方栄養新書
![]() |
東方栄養新書 体質別の食生活実践マニュアル [ 梁晨千鶴 ] 価格:2,160円 |
体質別の食事 自分にあう食材 あわない食材
食材の正しい摂り方と調理法が載った本でした。
管理栄養士の自分が
今まで習ってきたこととは全く違う考え方
そして本の最後に著者の紹介があり
先生が大阪で月1回勉強会を開かれている
それを見た時に
出版社にすぐに連絡をして
先生に連絡をとっていただきました
そして勉強会の日に
参加することになったのです
梁先生は北京大学医学部で西洋医学の勉強をされ、
中国で臨床医として経験を積んでから
京都大学で博士号をとられています。
祖父が漢方医という家だったので
漢方のことももちろん勉強していたのですが、
患者さんを見れば見るほど、
西洋医学ではなく東洋医学の素晴らしさが
わかってきたとおっしゃってます。
先生の勉強会に参加して、
わかりやすく。。。
といっても先生本当に日本語が下手なんで
お弟子さんの通訳が頻繁にいります(;'∀'))
東洋医学を教えていただきました。
そして先生の食べ物に対する知識の奥の深さ!!
中国の食と漢方薬のことを十分に知られているので
参加者の皆さんも食品だけでなく
草や虫など食べ物、漢方薬の材料に詳しく
私は勉強会に参加して、
自分が管理栄養士と名乗るのが恥ずかしい!!
とこんなに思ったことはありません。
そして不思議なことに
体調不良の私でも勉強会に行くと元気になるのです。
先生は風水的によい気の流れる会場を
勉強会に使用していました。
そのうち先生の勉強会だけでなく
先生の勤務する病院の漢方外来で
受診することとなりました。
人のエネルギーは先天の気(生まれつきのエネルギー)と
後天の気(暮らしの中で補充できるエネルギー)があり、
私はもともと先天の気が少ないらしいのです。
だからエネルギーの容器(コップとします)が小さい。
それなのにストレスや生活習慣などで補充できるものが
減ってしまっていた。
つまり小さなコップにちょっとの水しか入っていない
そんなエネルギーで生きていたのです。
もう生命エネルギーのコップが
枯れかかっている。。。そんな状態。
エネルギーを補充する漢方薬を飲んでも
漢方薬の作用にすら体が耐えられなくて
寝込んでしまう。。。。
こんな体で
もし効果があるかどうかわからない
西洋医学の治療薬を受けていたら
体はもたなかっただろう、と言われました。
先生は言いました。
「毎日 歩きなさい。
朝。
地のエネルギーとお日様のエネルギーをもらいなさい」
朝じゃないとだめなんですって。
朝日にパワーがあるんですって。
そして歩くことで地面(地球)からエネルギーをもらうんですって。
勉強会に行ったり病院に行くのも精一杯
寝込んでしまう私。
旦那に車にのせてもらって病院に行っても、
帰り車でぐったりの私。
駅までの道もぜいぜいなのに 毎朝歩く??
でも歩こうと思いました。
はじめは太陽の下、歩くこと自体がしんどくて
10分も歩けばその日は寝込んでしまいました。
でも歩きました
すると私の人生は変わってきたのです
↓↓↓
そこから私の人生は本当に変わりました。
しくじりをやめてからの人生は
はてなブログに以前も書いたのですが
人生はどんどん良くなっていく
何か困難があっても
それは次のステップのための転機
トンネルの先は必ずある
今までだってあったはずなのに
自分がしくじり人生をやめると決めると
もうしくじりはやってこない
とはいっても軌道に乗るまでには
時間がかかりました
カラダだってココロだって
何十年も培ってきたものが
そう簡単に変わるわけではありません
次からはしくじり先生の社会復帰から
しくじらなくなるまでのことを書きます