こんにちは。
サワ・ローランです。
マザー・テレサ。
愛と祈りのことばより
1982年にマザーが来日したとき、お話に感動した学生さんたちが、カルカッタにボランティアとして行きたいと申し出ました。
マザーは、学生さんたちに感謝した後、こう言いました。
「わざわざカルカッタまで来なくても、あなたがたの“周辺のカルカッタ”で働く人になってください」
私たちの周囲にあるカルカッタ、そこには物質的に飢え、病みつかれた人はいなくても愛に飢え、仕事に病みつかれ、人間としての尊厳を失っている“貧しい人”がいる。
マザーが繰り返して言われる「貧しい人」の中にはこの物心両面の貧しさが含まれています。
なぜ政府に働きかけて社会変革を推進しないのかという問いかけに、
「私は福祉活動をしているのではありません。私にとって大切なのは、群衆としての人々ではなく、個々の魂なのです。」
私はこの深く愛のある言葉に静かな感動がきました。魂は愛が必要なのだと思います。
私のすぐそばにあるカルカッタは身近な家族だなぁと思いました。