8月1日、ラブが
虹の橋のふもとへ行ってしまいました。



7月28日の朝、
ラブがけいれん発作を起こしました。
私は2階にいたので、
母が気付いてくれました。



ちょうど父が眼科に行っていて、
車がなかったため、
隣の家の方にお願いして
病院まで連れて行ってもらいました。



病院に着く頃には
落ち着いていたラブですが、
発作を起こしていた時には、
手足の震えがすごかったそうです。



呼ばれて1階に行った私が見た時も
舌の色が悪く、このまま……と
思わずにはいられませんでした。



病院に着き、処置をしてもらって、
薬を出してもらい、
タクシーで帰ってきました。
その後、数日は落ち着いていました。



7月31日の夜、
再び発作を起こしました。
薬で落ち着いたようだったので、
そのまま様子を見ていました。



そして、8月1日。
朝、妙に興奮した様子で
歩き回っていて、
母がその動きを止めて様子を見ると
舌の色が白っぽくて、
病院に電話すると発作かもしれないから、
薬をあげてと言われました。



薬をあげても何だかおかしくて。
でも、どこがどうおかしいとは言えなくて、
ラブの様子を見守っていました。



お昼過ぎから、何度か発作を起こし、
二度の生還』を果たした時にも
衰えなかった食欲がなくなりました。
水も飲みたがらなくて、
薬を飲ませることも出来ずにいました。



かかりつけの動物病院に電話しても、
つながらなかったので、
札幌夜間動物病院
連れて行くことも考えました。



家族で色々と話をしたのですが、
3人ともどうしても病院には
行きたくありませんでした。



連れて行っている最中に……とか、
病院で検査している最中に……とか思うと、
それはどうしても嫌だなって。
連れて行って、延命出来たとしても、
辛い思いをさせるのは嫌だなって。



私たちが出した結論は
ラブの生命力に任せる、でした。



お昼過ぎからは、
自分で起き上がりたい素振りもみせるけど、
起き上がることが出来ませんでした。



水も飲みたがらず、
何かを食べることもしたがりませんでした。
ただ、ほんの少しちゅ~るは食べました。
本当に少しだったけど。



そして、23時50分頃。
ラブの様子がおかしくなりました。
けいれん発作ではなく、
息を吸いたいのに吸えない。
そんな感じになったのです。



台所にいた母と
居間で横になっていた父に声をかけ、
3人でラブを見守りました。



何度か息を吸おうとして、
出来ないという感じを繰り返した後、
ラブは虹の橋のふもとへ行ってしまいました。



その夜は家族4人で
居間で眠りました。
ラブの体をなでて、ラブに語りかけて、
ラブの話ばかりしました。



翌日、移動火葬車をお願いしました。
14時に火葬車が来るまで
ラブを連れて庭に行ったり、
家の中をぐるっとまわったり、
車でドライブしたり、
食べさせたかったものを食べさせたり、
抱っこしたり、なでたり、
感謝の気持ちを伝えました。



火葬車までは私が抱っこして
連れて行きました。
ラブがお骨になってしまうまでの
1時間20分。
とても長く感じました。



3人でお骨を拾いました。
17歳とは思えないくらい
しっかりとした骨だったそうです。



ラブが行ってしまってから一週間が経つけど、
まだ全然気持ちが追い付かなくて、
毎日涙がこぼれています。



「あれ、ラブどこにいるんだろう?」とか
「ここにこれ置いていたら、ラブ危ないのに」とか
ラブがいる前提で考えている自分がいます。



そして「ああ、ラブはいないんだった」って気付く。
その瞬間が切なくてたまりません。



亡くなった瞬間は
「苦しまなくて良かった」っていう
気持ちの方が強くて、
割と落ち着いていた私なんですが、
翌日から時々ぎゅ~っと
みぞおちのあたりが苦しくなりました。
今もその感覚があります。



そしてね、心の影響って本当に体に出るんですね。
4日には湿疹が出ました。
大分落ち着いたけど、今も出ています。



こんなに影響が出るんだね。
小っちゃいのに、大きな存在だったラブ。
弟のような、息子のような、
恋人のような存在だったラブ。
いないのが、こんなに辛いなんて。



それでも、毎日ラブの動画や写真を見たり、
父や母とラブの思い出話をすることで、
ちょっとずつ癒されています。





これは亡くなる前日のラブ。
頭の下には冷感のブランケット、
手の下には凍ったペットボトル、
体には濡らしたタオルもかけています。



まさかこの写真が最後になるなんて。
想像すらしていませんでした。



でも、虹の橋のふもとへ行ってしまったラブ。
うちの子になってくれて、ありがとう。
幸せだったって感じてくれてたらいいな。
これからもずっと大好きだよ。