服部まさみのブログ 幸福実現党

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幸福実現党・服部聖巳 (はっとりまさみ)HAPPY☆SAMMYのブログです。

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実に怪しい・・・

本当に怪しい・・・

皆様はこのニュース、どのように感じられたでしょうか。

安倍首相は、25日から中国を訪問し、26日に習近平国家主席、李克強首相と会談します。

その会談で、安倍首相は、北朝鮮の非核化に向けた連携を確認するとともに、

中国向けの政府開発援助(対中ODA)の終了を伝達し、
平和友好条約締結から40周年を迎えた日中関係を「新たな段階」に押し上げたいという思いがあるようです。

中国に対してのODA終了は良いのですが、なぜ、今?

このタイミングなんでしょうか?

怪しいと感じるのが、今回の訪中の目的です。

9月20日の産経新聞ニュースによると、今回の訪中で焦点となるのは、5月の安倍首相と李克強首相との会談で決まった第三国でのインフラ開発協力について具体的な事業で合意できるかだというのです。

日本政府は第三国協力の実現に道筋をつけ、安倍首相が「正常な軌道に戻った」と強調する日中関係をより安定化させたいと考えているようなのです。

簡単に言えば、今年は、日中平和友好条約締結 40 周年なので、融和ムードを打ち出したい。

そして、経済分野の協力をきっかけに両国の関係改善を目指して、ビジネスチャンスを広げたい。

その大きな目玉として、中国の「一帯一路」構想に積極的に協力するということです。

つまり、対中ODAは終了するけれども、それ以上に、中国の「一帯一路」に積極的に協力するという手土産を持って、訪中するということなのでしょう。

本当に、最悪です。

幸福実現党政調会外交部会としても、7月17日に内閣総理大臣宛てに、

そして、8月7日に外務大臣宛てに「中国の『一帯一路』構想における日本政府の協力見直しを求める要望書」を提出しています。

しかし、日本政府としては、今回の第三国協力を「日本の一帯一路への協力」とは位置付けてはおらず、

中国との第三国協力においても、日本のインフラ開発の基準は順守する方針として、
外務省幹部は「透明性や財政健全性といった国際スタンダードを中国にも守らせ、アジアに定着させる」と第三国協力の狙いを強調しているようです。

日本にとっては、大きなリスクが伴いますが、中国にとっては、一帯一路の国際的な評価が安定しない中での「日本の参加」は、一帯一路の信用力が上がり、結果的には中国側がより大きな利益を得るような話です。

そもそも、日本が中国との関係改善を進める背景には、中国でのビジネス拡大を図る日本の財界の強い要望があると考えられています。

しかし、中国にとって「一帯一路」は安全保障上の勢力圏拡大も狙う国家戦略です。

受け入れ国に過剰な債務を負わせ、中国の権益を拡大する手法などは、「債務の罠」と呼ばれ、インド、マレーシア、EU など世界各国から多くの批判が出ています。

たしか、安倍首相は、対中抑止の狙いもあって、「自由で開かれたインド太平洋戦略」を講じていたはずですが、「一帯一路」への協力によってその整合性が問われることになります。

来年の参議院選などの選挙対策として、支持率回復を狙ってのパフォーマンスなのでしょうか?

「一帯一路」構想は、中国の世界的覇権拡大の野望を推進する構想として位置づけられているものであり、そ れは、過去 10 年来、活発な海洋進出を進めてきた、南シナ海や東シナ海での中国の行動を見れば明らかです。

そのような「一帯一路」構想に日本が協力することは、中国の覇権拡大に手を貸すのと同じことです。

外交が得意だと言われる安倍首相ですが、目の前の成果を重要視するあまり、小手先だけの対応で、得意そうに見せているだけで、本当に重要な大局が見えていないのではないでしょうか。

明日から始まる会談でどのような話し合いがもたれるのか。

安倍首相にはアジアのリーダー国家・日本として毅然とした態度で臨んで頂きたいと切に願います。

参照:2018年9月20日産経ニュース


先日、笹川平和財団主催の講演会「マレーシア 民主化への道のり~言論弾圧と排外主義と戦う作家、ファイザル・テヘラー二氏を迎えて~」に参加して参りました。



5月に92歳のマハティール氏が首相に返り咲き、歴史的な政権交代が起きたマレーシア。

今、非常に、興味深い国です。

マレーシアは、「日本人が移住したい国ランキング」で12年連続トップに輝いているんだそうです。

マレー系、中華系、インド系など、様々な人種が共存している、「人種のるつぼ」。

多民族国家であり、それぞれの文化が楽しめる魅力ある国です。

しかし、一方では、言論の自由や表現の自由、信教の自由がなく、人権侵害の問題を抱える国でもあるのです。

講演者のファイザル・テヘラー氏はマレーシア国内で著名な作家であり、人権活動家でもありますが、少数派のイスラム教シーア派であることから、著書の発禁処分や殺害予告を受けるなど、言論弾圧と戦いながら、マレーシアに真の民主主義を打ち立てようと活動されています。



5月に首相に返り咲いたマハティール氏は、公約を実行し、早速6月から消費税を撤廃するなど、改革を推し進めています。

しかし、マレーシア議会や社会的権力をもつ立場には、強い支持基盤をもつイスラム原理主義の存在があり、伝統的なイスラム教の宗教的な問題が障壁になっており、改革を阻害するなど、難しい問題があるようです。

ダッカやバリなどで起こったテロ事件を起こしたイスラム過激派の温床になっている悲しい現実も。

また、他民族国家のマレーシアは、少数派の民族や宗教(イスラム教のシーア派)に対しての差別や人権問題があります。

テヘラー氏が講演の中でお話しされた

「民主化を進めるために必要なことは、人権に関する意識を高めることです。

 言論の自由、表現の自由、信教の自由、報道の自由があってこそ、民主主義が成り立ちます。

人権の問題を乗り越えることこそが、民主化にとって最も重要なことです」

という言葉が印象的で、心に刺さりました。

マレーシアがこれから民主化に向かっていくためには、宗教や人権問題など様々な課題がありますが、日本は信頼できるパートナーとして、関係を強化し、改革を後押ししていきたいものです。

日本を手本にして発展していこうとする、平均年齢28歳という若い魅力ある国・マレーシアから目が離せません!


参照:雑誌『The Liberty』P39 「マレーシア国民が政権交代を選んだ理由」

皆さま、こんばんは。

私が政策の解説をさせて頂きました動画が、党HPにアップされました!

「簡単に分かる!中国の”一帯一路”構想」です。

5分で、中国の”一帯一路”構想に関する現状や問題点が分かります!

是非、ご覧ください。