昨日、コウノドリのドラマ第1話を初めて観ました。
以前にお友達から漫画のコウノドリで里親を取り上げられてる巻があると
教えて貰って、すごく良かったから気になってて全部見たかったんです
で
「第1話からこれかぁ」
っていう里親として気になる内容でした。
無受診のままの駆け込み出産については以前から知ってはいました。
でも、駆け込み出産の背景は知識としてしか考えてなかったんだと思います。
どんな気持ちで赤ちゃんを手放すのか…
正直な話。
うちの母などは
子どもを手放すなんて信じられない!
どんな苦労をしても自分で育てるべきでしょ
そういう意見でした。
母だけでなく、同じように感じる方がたくさんいるのではないでしょうか?
私は赤ちゃんを手放す女性にも様々な事情があるのだからと
母のようにストレートに責めるようなことは出来ませんでしたが
でも
どこかで、そういう女性は
赤ちゃんと苦労して生きることより
自分が幸せになる選択をしたんじゃないの?
と、思ってモヤモヤしていたかもって
気がついたんです。
でも、今回のコウノドリを見てて
赤ちゃんと苦労して生きるより
赤ちゃんが幸せになる選択をしたのかも知れない
そう感じました。
乳児院に入ることが幸せなのか
私にはわかりません。
でも、赤ちゃんと一緒にいたいからと
貧困でママがろくに食べることもできず
おっぱいもちゃんと出なかったら
ミルクを買う余裕があるのだろうか?
結局、切羽詰まって虐待や、最悪、遺棄なんてことにならないだろうか?
そうなるくらいなら乳児院は赤ちゃんにとって
とても幸せな場所だろうと思うし
次のステップの里親に繋がる可能性だって出てくるし
乳児院や児童養護施設にいる子どもたちは
1人1人複雑な背景があると
分かってはいたけれど
当たり前だけど、
全ての子どもにはそれぞれママがいるんだよね
親元で暮らせない子どもの幸せって何だろう?
どんな選択が彼らを幸せにする?
それを子どもたちは自分で選ぶことが出来ないんだよね。
私は里親としてほっぺ王子様と幸せになりたくて家族で精一杯生きていくし
里親や親元で暮らせない子どもたちの支援を
仕事としても頑張っていくけれど
大人が考える幸せじゃなく
子どもにとっての幸せを
子どもと一緒に探していかなきゃなぁ✨
*無受診の駆け込み出産とは、妊娠に気づいた後も病院を一度も受診せずに出産時のみ病院に行って出産すること。