私が里親になってから、他の里親の方々にお会いして感じていることがあります。


まず、里親同士の絆の強さです。


毎月、児童相談所で開催させる里親サロンでは1ヶ月の間に起こった出来事や困っていることなどを正直に話せる場です。


里子を連れて参加してもサロンの間は別室でお世話をして貰えるので里親の気分転換にもなっているようです。


それと、

里子に関する話は里親はとても気を使うのですが、この場だけは安心して何でも話し、応援しあっています。





それから

前述したように


里親は里子に関することは外に漏らさないように非常に気を使います。



養育里親の場合は委託された子ども自身が

実親と里親の区別がついてる場合も

多いのですが


養子縁組里親の場合は子どもが

自分が里子だとまだ知らないこともあります。


養子縁組里親は里親自身よりも先に

自分が里子であると周りの大人から

聞いてしまうことを何よりも恐れています。



だからなのかな


とっても閉鎖的だと感じることが何度もありました。



海外では肌の色の明らかに違う子ども達を

養子として迎え育てることを特に隠さないのに…


日本も早くそうなってくれたら良いなと思っています。


その為には


事情が良くわからない大人からの不用意な言葉で

里子を傷つけまいとする里親を変えようとするのではなくて


そのような状況にある子どもたちは

『地域で育てているのだ』という意識を

社会全体で持てるようになったら

里親も身構えることなく里親であることを

隠さなくて済むようになるのではないかな?



どの子も幸せになる権利があるし

どんな大人も子どもの幸せを応援する権利があると思うのです。



今回のお話はなんかとっても堅くなってしまったσ(^_^;