光る君へのネタバレとオタクの戯言が含まれております

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前回の邂逅の続き!

さっと端に寄り、頭を下げるまひろ

ひと言も声をかけずに通りすぎる道長


彰子が「父上」と言ったのも聞こえず、心ここにあらずな道長の表情がよいなぁ


内心は動揺しまくりなんだろうな

倫子は何かを察した?


よろよろと三兄弟の前にあらわれた兼家は関白を辞めて出家を宣言する

道隆を後継と定めたが、納得が行かない道兼


「父上は正気を失っている」

「人を殺めたお前に資格はない」

「道兼はこれからも汚れ仕事をして、道隆を支えよ」


予告の「さっさと死ね!」は道兼かー

父の言いつけ通りにヨゴレ仕事したのにねぇ

でも、父を信じすぎるのはどうかと思ったから、当然の結果だね


為時邸ではいとが勤めを辞めたいと言い出す

お勤めし始めたきっかけが痛ましくて、


「この家はお前の家だ、ここにおれ」

身内を容赦なく切り捨てる兼家と対照的ですね、為時殿



出家した兼家は寧子と道綱の見舞いを受けていたのはいいんだけど、寧子さんのサブリミナル道綱が怖いw

純粋に父を心配する道綱が癒しだよ……


寧子の歌は百人一首にも選出されておりますね

色々あってもちゃんと愛はあったんだよ……を示すいいシーンでございました


同じ頃……明子さんの呪詛は続いておったー!

晴明の「今宵、星は落ちる」「次の者も長くはあるまい」が今後への伏線きたな!?とざわつくタイムライン


段田安則さんの演技は素晴らしい!

老いとはこういうものだというリアル!


一方の明子さんの呪詛は、お腹の子の犠牲の上で成り立っていたというホラー


人を呪わば穴ふたつ


庭に仰向けになって事切れていた兼家を見つけたのが道長

あの慟哭は凄かった……まさに熱演!


死の穢れをものともしない道長さすがだよ


宣孝殿は筑前国の国司として下ることになり、為時邸を訪れていました

宣孝殿から兼家の死を知った為時……嬉しくても悲しくても涙は出る

切ないなぁ……


明子が流産したと聞き、ちゃんと見舞いに行く道長の律儀さ

嫡妻の余裕がさすが倫子


参内をしなくなり、父の喪にも服さずにいる道兼

妻は娘を先に実家に送り、自らも離縁を選ぶ


公任殿と斉信殿は碁を打ち、行成様が冷静に状況分析してくるのを呆然と見るおふたり


行成殿の正論ごもっとも


道隆が関白になって真っ先にやったのは17歳の伊周を蔵人頭にすること

仲良く遊んでいる定子と一条帝が妬ましいのか、詮子様よ!


どんだけ兄の娘が嫌いなのさ


実資殿、酒飲みながらボヤく

新しい嫁よ、腹を掴むなー(色々と含むものがあるのは言わないでおく)


元花山帝の女御であった婉子女王は明子の姪にあたるとの事で、よく実資殿口説いたなぁ……と思ったw  


実は女好きだった実資殿


そして日記に書けと言うのは同じなのか


もはや様式美

タイムラインも日記に書けがあふれる

今日も秋山劇場が見れて満足


道隆の館で和歌の会が開催される事になり、漢詩の会で参加したまひろは招かれ、ききょうと再会

高齢の父をひとりで任国に送ってしまった事を後悔するききょう


男性たちの引き立て役なのよね!と言ってしまうあたりがほんと好きよ、ききょうさん!!


こういうところが清少納言


自宅で字を教えていた事を「なんと物好きな」と言うききょう

ずけずけと物を言うききょうにまひろも押されがち

ききょうは出仕して女房となりたい、そのために反対する夫を捨てると言い切る

文字を教えることに生きがいを見つけたまひろ


たねの父親に全否定されるまひろは、現実を直視せざるを得ない


道長もまた、現実に苦しんでいた訳で

道隆は強引に娘定子を中宮に押し上げようとしている

命令と言い切る兄は……変わったね

権力を持ってしまったが故に狂ってしまったのか?


朝議でも反対意見が盛り上がるが、道隆は権力でねじ伏せてしまう


少なくとも兼家は左大臣の雅信殿や太政大臣に根回しをした上で朝議に上げていたけど、道隆はやり方を知らないからトップダウンで押し通してしまう


これが道隆の死後、伊周や定子の運命を変えてしまうという……ほんとしんどい……


現実を突きつけられて、苦悩するまひろと道長

そこから希望は見えてくるのか?


それは次回の講釈で!!