どうする家康のネタバレとオタクの戯言が含まれています
閲覧は自己責任にてお願いします!
関ヶ原前哨戦を丁寧に描いた回でした
どうする家康では女性の生き様も多種多様に描いていて、実に見応えがあります
彦殿と千代……。゚(゚´Д`゚)゚。ブワッ
こうなるの分かってても辛い……彦殿は自分の番が来たと言うのは想定内だけど、千代まで死場所を得ましたって……瀬名の件以来、ずっと死場所を探していたのか
愛する人と共に最期を迎えられて幸せだったんだね……
彦殿の軍勢はわずか2千
それで10日以上西軍の足止めをしたのです
これは家康にとって大きな援護となりました
一方、真田に嫁いでいた稲ちゃん、しっかりと舅殿(真田昌幸)を撃退しました
下馬すらさせず、子ども達をださなかったのは、子どもを人質にされるのを防ぐため
「儂を信用できんのか」
できません
視聴者の本音
父親(平八郎)と同じ台詞に同じポーズ……さすが親子ですw
当時の女性の武器って薙刀が一般的なんだけど、槍持たせたのは蜻蛉切を意識してるんだろうね
ドラマではその場で子ども達に会わせていましたが、実際は城外にある寺で会わせています
その間も守りを固めて一歩も入れなかったとか
しっかりと城を預かる妻の役目を果たしていました
信幸はそんな稲を終生大事にしており、稲に先立たれた時は非常にショックを受けたそうです
近年、秀忠の軍が徳川本軍だった事が研究で明らかになっています
家康の脳内では秀忠の軍も込みで関ヶ原を戦い、徳川の存在感を示すつもりだったのですが、真田の足止めにあって間に合わなかったんですよね……ま、ドンマイ←
その辺は真田丸を参照
さて、江戸に入った家康は諸将に手紙を書いて自分に味方する様に説得します
戦の前に十分に根回しをする
かつて武田信玄がしていた事
敗戦から学んだ事を活かす家康です
三成もまた手紙で家康の糾弾をしていたのですが、三成は総大将ではないので、ほかの奉行衆との連名だった模様
総大将は毛利輝元ですが、彼は秀頼の護衛を口実に関ヶ原には出ていません
それって総大将の意味ある?と思ったのは私だけではあるまいw
茶々の煽りっぷりも健在ですが、まだ幼児の秀頼を出陣させるとか本気で信じていたのか、三成よ←
家康はシンプルに「味方してくれたら見返りはこれだけあげるよ」
対して三成は「家康は謀反人だから誅伐すべき」と延々と義を語る
ちょっとじゃなくてだいふウザい
ここが家康と三成の違い
家康は秀吉に次ぐ力のある大名で、秀吉に後事を託されている
三成はあくまで秀頼や茶々の部下なので、褒美の約束はできない
もっとも理想に凝り固まってる三成は恩賞で釣るなんて意識はないでしょうがw
家康は手紙を送りつつ、自分に付いた加藤清正、福島正則ら諸将が本当に三成陣営を打つ気があるかを見定めていました
彼ら豊臣恩顧の武将が家康側に付いた事実を日和見してる大名達に見せつけようとしたのです
ちなみに岐阜城の城主は信長の孫三法師です
平八郎と直政はそれを見届ける役目でもありました
だからと言って諸将だけで三成を倒されては意味がない
あくまで家康が秀頼のために三成らを討ったというのが必須だったのです
次回はようやく関ヶ原の決戦
通説で行くのか、最新研究になるのか
オタク的にはめちゃくちゃ注目しているのですが、それは次回の講釈で!!