高齢化社会



我が国における65歳以上の高齢者数は

3617万人で

総人口に占める割合は28.7%となり

過去最高の更新が続いている
(2020.9月  総務省)





私の勤務先の病院も

入院患者は  ほとんどが高齢者



90代で 一人暮らしという方も たくさんいて


100歳過ぎてても 骨折の手術して


リハビリに来る おばあちゃんもいる



だが、怪我が治って退院先は

 自宅ではなく

人の目が行き届く 施設へ入所する、

というケースが少なくない




70歳を超えると

今まで頑張ってきた体が あちこち 悲鳴をあげ

入院を繰り返す人が多くなる



人間は。。。

例えば 体が悪くなったら

病院に入院し治療出来て


例えば 介護や介助が必要になり

自宅に帰れなくても

福祉の助けを借りて 施設や 病院に

転院することができる




人間は


人間に 助けられる



だが、、、



人間以外の命は?





高齢化社会において


ここ数年 増え続けているのが


高齢者の飼育していたペット問題




飼い主である本人が病気や老化で

自分の身の回りのことも出来なくなり

ペットの世話どころではなくなった。



入院で 世話が出来ない。


施設に入ることになったから。


そんな理由で放棄されるペットが跡をたたない


そして





飼い主が死亡で  家に犬だけが取り残されてる


別居の身内は引き取れない


貰い手を探したが 見つからない




           保健所しかないのか。。




それは 避けたい



悩む 飼い主の身内




なんとか、もらってくれる人を探さないと、、

だが、簡単には見つからない



その流れで






はぴねすに仲間入りした2匹の犬



  


どちらも飼い主が死亡して



独りぼっちの家で

帰らぬ飼い主を待ち続けた



昨日  21日に迎えに行ってきた


ポメラニアン    ケンちゃん


去勢済み  オス



15歳     



心臓に雑音あり 薬を3種類服用中



飼い主のお祖母ちゃんが乗ってたバイクの音に耳を澄ませて


おばあちゃんの帰りを


今でも  待ってる

大切に大切に育てられてたんだね



甘えん坊で 無駄吠えもない


トイレは散歩時と、室内では シーツに完璧


他の犬にも猫にも興味がない


とにかく 誰かに すがりたい 気持ちが

溢れだしてる子、、、



切ない、、、






そして その日の夜に もう一件


飼い主が死亡で 

一週間は ペットホテルに預けられてた子



その後、県外に住む息子さんが 

お世話をしに一旦実家に帰宅したが

 仕事にも行かないといけない


 長い留守番の夜、独りぼっちで 

亡くなったおじいちゃんの姿を探す日々




ダックス 男の子


15歳


病歴については 不明



この子も 可愛がられてたんだね



とっても 人が好き


だけどまだ 控えめで


すごく 遠慮してる




トワちゃんが 駆け寄ってきて甘えてても

後ろで小さく尻尾を振り

飛び込んでくるのを我慢してる




夜はおじいちゃんと一緒に寝てたと息子さんから聞いたから


私のベッドに連れていったが


他の犬たちに遠慮したのか


ピョンと飛び降りて





一人で朝まで寝てた



時おり、小さく悲しい声で鳴いた






どちらも 15歳と 高齢で



ダックスの方も 咳をしていることから

おそらく 心臓が悪いのではないか?



歯石がすごくて、口がすごく臭い



未去勢だから

 もし、血液検査して 麻酔が可能であれば

歯石とりと去勢手術を やろう



ダックスは 元の名前は チョコ だそうな



でも うちには チャコがいるから


チョコは 紛らわしいアセアセ



申し訳ないが


チョコには 改名してもらい


ココ と 呼ばせてもらう☺️



2匹とも  15歳という年齢から


余生は そんなに長くはないだろう



「15歳なんて、すぐに 死んだら

可哀相だから」 大半の人がそう言い


シニア犬たちは 

里親として検討さえしてもらえない




犬も人間も

誰でも  同じように歳をとる




命がある限り


幸せに生きて欲しい



その時間の 長さに関係なく



楽しい

嬉しい

温かい

愛される幸せに包まれて


最後を迎えられるよう





看取りも覚悟で引き取った2匹だけど



決して長くない余生を



突然 飼い主と別れ



知らない場所に連れてこられたこの子達を




温かい家庭で 最期は逝かせてあげたい






近いうち検査に行きます!




同時に 家族募集も開始します!!!



命に向き合っていただける方




どうか よろしく御願いします!!!






そして、25日、月曜日には


下関市のセンターより 公示期限切れで


処分対象となる ボロボロのシーズーを

保護予定です




シーズー   オス   

両目が見えてない可能性あり


下関に住んでる エダママが迎えに走ってくれて


一旦預かってくれる



その後、弥生さん宅へバトンタッチ予定



他のボランティアチームとの連携



はぴねすメンバー



応援してくださってる方々



たくさんの 方々と一緒に


かけがえのない命を救うことか出来てます!




ありがとう!!!!




そして。。。



来週、これ以外にも


高齢者の飼育困難の現場に保健所スタッフと一緒に介入します




人は  いつ どうなるか分からない



だからこそ


万が一自分に 何かあったときのことを

しっかりと考えて


対策を立てておくこと




【自分は大丈夫】


などと 根拠のない自信なんか


万が一の時に 


大切な命を守ってはくれない




安易に動物を飼わないで!




高齢の親に寂しいだろうから、と

安易に命を買い与えないで!




得体の知れぬウィルスに襲われ


たくさんの命を奪われてる人間たち





己のことしか考えず

命に順位をつける人間に殺されてく 

ペットと呼ばれる動物たち





弱い立場の者を助けることが出来る人間




思いやりの心を持てる 人間



助け合える手を持つ  人間




出来ることがたくさんあるのに


何もせず 見ようとしない人間





人の意識が変わらないと


いい社会なんて 造れるわけがない




己の


その他の


大切だと 思える 人間であってほしい



先日 保健所で出会った

柴犬のおばあちゃん




保健所に迎えに行きました




「うちに おいで☺️」と


温かい声をかけてもらえた😭✨


ひとまず


報告まで。。。



詳細は 後日。。。




希望も 幸せも


        生きてこそ




生きてこそ