ワシは今年45歳になる。

 

20歳の若者と比べると45歳のおっさんには時間がないように思うのが普通だ。

 

確かに寿命を同じとするならば20歳の若者より25年間も残り時間は短い。

 

でも人間いつ死ぬかわからん。

 

20歳の若者が21歳まで生きられる保証はない。

 

 

言ってみりゃ45歳というのは20歳の若者よりも25年分の時間を蓄えとるとも言える。

 

時は消費するモノじゃなく身につけるモノなんよ。

 

 

金の蓄えはない。

 

でも時と経験の蓄えはしてきた。

 

 

音楽業界も若ければ若いほどいいという青田刈りの時代は終わった。

 

これからの音楽シーンは時と経験をたっぷり蓄えたアラフォーからアラフィフ世代がガツンとぶちかませる時代がくると思っとる。

 

準備万端。

 

ようやく時代が追いついて来たんかもな。

 

 

 

ハードコアジャズバンドという新ジャンルを掲げて立ち上げたマニアックな新バンド「ゴリラ人間ズ」が予想以上に好評で、今までの活動では届けられんかった層にワシの唄を届けられる気がしとる。

 

 

マニアックすぎてもいい、好きなことをやろうって決めたのに、まさかのポピュラリティーを得られそうな嬉しい誤算。

 

ロックスターじゃなくジャズスターを目指すか。

 

実は他にも水面下でいろいろワクワクすることが進行しとるで期待してとって。

 

 

この歳になってくると、自分がやりたいことと、やれることと、世間から求められることが一致してくる。

 

10年前は自分がやりたいことと、世間から求められとることにまだ隔たりがあった。

 

だでデブパレードでメジャーデビューできてNARUTOのエンディングをゲットできたりもしたんだと思う。

 

でも今はもう自分がやりたいことしか出来んし、世間からも求められん年代。

 

だってワシがいくらハンサムだろうが、今からジャニーズには入れんら?

 

そーゆーこと(笑)

 

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でも44歳にしてゴリ論出版記念インストア握手会にチャレンジしちゃったり(笑)


またひとつ貴重な経験を積み上げさせてもらったよ。


大概のことは経験しとるけと本を出版した記念の握手会はさすがに初体験。(笑)


力を貸してくれたみなさん、エビさん、acoMacoちゃん、わかないづみちゃんありがとー!


ゴリ論インストア握手会の詳細レポートはまた改めて書くけど、渋谷のおしゃれな本屋HMV&BOOKSでスピーカーとかステージをバリバリ言わせながら絶唱させてもらえて幸せだったわ。



ようやく時が来た。

 

 

20数年前によく聞いとったトムウェイツのタイムがより心に沁みる。