阪神タイガースまたもや山中にやられてまさかの三連敗 | hanshintoratoraのブログ

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阪神タイガースまたもや山中にやられてまさかの三連敗


2016年8月28日  阪神1-3ヤクルト  54勝65敗3分けの5位


夏休み最後の甲子園。久々に聖地に戻って連敗しているだけに是が非でも勝たないといけないゲームでした。


キラーにのびのびと完投を許す
苦手の山中に対して、阪神は初回から攻勢をかけます。先頭の上本が2ベースで出塁すると、北條が送って1死三塁をつくります。3番高山がきっちりと犠牲フライを挙げて見事に山中の立ち上がりに先制点を奪いました。その後、ヒットは出るものの、得点には至りません。やはりアンダースローの球に対して、上からたたくようなバッティングをしなければなかなかヒットにはなりません。事実4回までフライアウトが7つと、山中の術中にはまってきていました。6回、7回と先頭打者が出塁するも、ホームベースへ返すことができません。結局9回を112球で完投。5回以降もフライアウトが多い傾向は変わらず、終わってみれば17個の飛球アウトをとられて完敗でした。阪神に対しては2戦連続の完投勝利。今シーズン阪神戦3勝目となり、完全にキラーとなってしまいました。


2エラーが失点につながる
岩貞もヤクルトに序盤は、得点を与えませんでした。1回は山田を併殺打。2回はエラーもあって1死一二塁でしたが下位打線をしっかりおさえてくれました。四球も出していましたが、先頭打者を出していなかったことが幸いしました。
しかし5回表のヤクルトの攻撃。1番からの好打順でしたが坂口が初球を打ってくれて1アウトと思ったら、サードの上本がエラー。照明が入ったような感じでしたが、やはり経験不足は否めません。しかし2番荒木がバントするも守備妨害で自動アウト。山田の前に得点圏ランナーは阻止できましたが、その山田にライト前に持っていかれて一三塁とチャンス拡大。警戒していたバレンティンにも、三遊間に持っていかれて同点となってしまいました。ここで止めれば、まだまだ問題なかったのです。鵜久森を外野フライにとるも、西浦の打席でワイルドピッチして二三塁。すると直後の高めのストレートをレフト前に持っていかれてさらに2点を追加されてしまいました。攻撃に転じなければならない阪神は5回裏の岩貞の打席で代打。岩貞は5回90球で3失点でしたが、自責点は0点でした。


DeNAに3タテを食らわせて、意気揚々と甲子園に帰ってきましたが、まさかのヤクルトに3連敗。そのDeNAも巨人を3タテして、あっという間にDeNAとの差は3.5ゲーム差に広がってしまいました。なかなか好調が持続しない阪神。やはり地力がついていない証拠です。8月はこれで11勝12敗。30日からは最下位中日との2連戦。連勝すれば8月の勝ち越しが決定します。そしてここ数年阪神が最も勝負弱い9月を迎えます。息切れするほど試合に出て貢献しているのは、4番の福留だけです。若手にとっては初めての一軍帯同で疲れもあるでしょうが、レギュラー奪取のために最後まで死力を尽くしてほしい。