阪神タイガース西岡がアキレス腱断絶で今季絶望に | hanshintoratoraのブログ

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阪神タイガース西岡がアキレス腱断絶で今季絶望に



2016年7月20日  阪神2-6巨人  37勝50敗3分けの6位


ふんだりけったり。まさかの甲子園で宿敵巨人に3タテをくらわされました。甲子園での連敗も伸び、巨人戦はいまだ未勝利。しかもムードメーカー西岡が戦線離脱というショッキングなニュースも飛び込んできました。借金は最多の13。このままズルズルといってしまうのか。打開策が見えない。


阪神タイガースは純国産打線で連敗脱出に挑むも・・・


オーダー変更の敢行。ゴメスを外し、原口を一塁で起用する純国産打線。捕手には久しぶりに梅野が入りました。2回に先制を許すも、その裏、西岡が同点タイムリー。昨日の猛打賞といい、非常にバットに当たりが戻ってきた。しかしです。一塁手前で転倒した西岡は故障で退場となります。しかも自分で立ち上がることもできず担架に乗せられての退場。かなり長引きそうな予感はしていましたが、診断の結果は左アキレス腱断裂。かなりの重症のため、重ければ今シーズン、背番号7の姿をグラウンドで見ることはできないかもしれません。


阪神の拙攻ぶりは、この日も健在


同点で迎えた3回裏は先頭打者から連続で四球をもらうという願ってもないチャンス。ここで原口を迎え阪神は強攻策。打撃を買われて一塁手としての出場ですから納得です。しかしまんまと裏目に出て併殺打。さらに後続も抑えられこの回無得点。しかしこれは序章でした。4回裏の1死一二塁のチャンス。西岡の後に入った大和の打球はファーストライナーとなりまたしても併殺。5回は連打に死球で満塁のチャンス。リリーフの田原も制球が定まらず2ボールとボース先行。しかし3球目を北條が打つも、3イニング連続の併殺打となり、またしても無得点。


こんな拙攻を繰り返していると、もちろん巨人に流れが傾きます。ここまで5回を2安打1失点に抑えており、その1点もエラーがらみ。安打を打たれたのは2回の連打のみという前回に続く素晴らしいピッチングをしていました。しかし6回、その2安打を打たれていた阿部、村田にまたしても連打を打たれて、阪神が欲しかった貴重な勝ち越し点の2点目が巨人に入ってしまいました。102球を投じた青柳はここで無念の降板。


しかし前回7回無失点に続き、宿敵相手の好投は、巨人キラー誕生一歩前というところです。バトンを受けたのは左腕の高橋でバッターはギャレット。青柳の好投を無駄にしないためにも、しっかり抑えて攻撃に転じなければならないこの場面。しかし実は月間打率をどんどんあげていたギャレットに、まさかの3ランを打たれて1-5と一気に4点差になってしまいました。


9回に両チームとも1点を取り合って、2-6で敗戦。首位広島の背中はまったく見えません。それどころか、2位巨人とのゲーム差すらすでに7.5ゲーム差。最悪のチーム状況のまま、22日から広島との3連戦。日米通算200勝を目指す黒田の引き立て役にならないような試合を期待したい。