阪神タイガース今シーズン初の延長戦での勝利!福留が決めた! | hanshintoratoraのブログ

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阪神タイガース今シーズン初の延長戦での勝利!福留が決めた!


2016年7月13日  ヤクルト2-4阪神  37勝47敗3分けの5位(6位より浮上)


前半戦最後のヤクルト2連戦に連勝して、最下位を脱出してオールスター休みに入ります

借金10での折り返しは想定外。前半戦とはいうもののすでに6割に当たる87試合を消化。チームを立て直す時間は少ないです。この休みを有意義に過ごしてもらいたい。


勝つには勝ったが、采配に疑問


今後の遺恨を残しかねない采配がありました。2-2で迎えた9回表の阪神の攻撃。上位打線が2死二塁のチャンスを作ると、ヤクルトバッテリーは4番福留を敬遠。右サイドハンドの秋吉が投手だったので、頷ける采配です。バッターは5番ゴメス。しかし金本監督はまさかの代打原口を起用。正直かなり驚きました。


今日のゴメスは、それまで4打数1安打。直前は併殺打でもありましたが、当たりは悪くありませんでした。ゴメスに代打は、交流戦で一度ありました。しかし、あの時のゴメスは7打席連続三振をしていたため、とてもバットにボールが当たる期待を抱くことはできませんでした。


しかし、あの時とは違うゴメスに代打。たとえ原口が打ったとしても、ゴメスの気持ちを考えるとちょっと。。しかもすぐに試合があれば別ですが、オールスターを挟むためしばらくゲームがありません。大丈夫なのか。期待の原口も三振を喫し、延長戦に入りました。


さすが福留、ベテランの味


試合を決めたのは、5回にも4号ソロを打っていたベテランの福留のバット。9回には敬遠で勝負を避けられましたが、延長11回の2死二三塁のチャンスに見事に決勝の2ベース。前日もマルチヒットを放っており、夏場にきて勝負強さを存分に発揮してくれています。


さらに藤川も往年のピッチングを見たような気がします。今日は前半最後の試合ということで2イニング放ってくれました。圧巻はやはり8回の対山田の打席でしょう。2ボールという投手不利のカウントからファールなどで何とか追い込むと、決め球は外角低めへ、かつての球児の代名詞であった火の球ストレート。


右打者にとって、あそこに投げ込まれれば降参という一球でした。6冠王山田もまったく手が出ることなく見逃し三振に終わりました。先発としては結果の出なかった藤川ですが、かつてのポジションに収まりました。連投が難しいという状況は続きますが、この好調を維持してほしい。


ファインプレーも続出


締まったゲームだと、守備陣も緊張感があります。特に江越のプレーは試合を左右するスーパープレーでした。6回のヤクルトの攻撃は1死一二塁でバレンティンという状況。この時1点ビハインドでしたが、右中間に飛んだ打球を江越がダイビングキャッチして好捕。抜けていれば同点はもちろん、その後逆転されるピンチにもなっていました。さらに9回の鳥谷のプレーも目立たないが、藤川を救ったプレーでした。


一人でもランナーが出ればサヨナラのチャンスになる9回裏。難しい当たりを職人張りのキャッチおよび送球でアウトにしたプレーは賞賛に値するものでした。