阪神タイガース何とかメッセンジャーで連敗脱出 | hanshintoratoraのブログ

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阪神タイガース何とかメッセンジャーで連敗脱出


2016年6月28日 阪神5-3DeNA  33勝39敗3分けの5位


5割前後でうろうろしている阪神も含めたほとんどの球団がもたついているときに、首位広島は破竹の10連勝。気が付けばパ・リーグ以上のゲーム差がついてしまっている現状です。


6回を除けば完ぺきだったメッセンジャー


初回は2三振を奪う完ぺきな立ち上がり。梶谷を見逃し三振に取ったボールはあまりにも素晴らしいものでした。その後5回までパーフェクト投球を続けるメッセンジャー。15個のアウト中、9個を三振で捕るという無双ぶりでした。6回のDeNAの攻撃は7番のエリアンから。3回には三者連続三振をとった打順です。


ところが急に球が浮き始めて、初めての四球を与えます。先頭打者への四球は得点につながることが多いです。続く戸柱には初ヒットを打たれます。ここでDeNAラミレス監督は勝負に出ます。5回4失点だった先発の山口に代打・山下を起用。今年のDeNAの代打的中率は群を抜いています。山下がタイムリーで打順は上位打線に回ってきます。


1番の桑原は、2球目をセンター返し。打球はメッセンジャーにあたって一塁方向に転がります。ちょっと間に合わないだろうなと思って見ていたら、グラブトスが浮いてしまい、3点目まで失ってしまいます。さらに2番の石川にもヒットを打たれ無死一三塁というピンチを迎えたメッセンジャー。


ここまで4連打で3点を失って、3番梶谷、4番筒香。正直同点は覚悟しました。しかし石川をファウルフライ。主砲筒香は高めのストレートで見事に三振。5番宮崎もサードゴロに抑えて、リードを保ったままこのイニングを終えました。ここが、今日の試合のキーポイントでした。7回は立ち直ったメッセンジャーが抑え、8回を藤川、9回をドリスで逃げ切り連敗脱出しました。


打線が効果的な得点を演出


先発が失点を許さず試合を作ってくれると、打撃陣もしっかり仕事をしてくれます。先制点は3回裏。今日1番に入った高山がヒットで出塁。2番鳥谷もヒットで続いて一三塁のチャンスを演出。3番ゴメスはバットをへし折られましたが、内野ゴロで待望の先制点をゲット。


福留が四球で歩くと、5番に入った西岡はレフトオーバーのタイムリー2ベース。昨日、頑張ってほしいベテラン勢であげた名前が全員絡んでくれました。続く4回は、岡崎の2ベースから始まります。もはやメッセンジャー先発時は、決まって岡崎が女房役です。メッセンジャーが送りバントを決めると、1番高山が犠飛。3点目でランナーはいなくなりましたが、鳥谷、ゴメスの二人でさらに1点。


そしてやはり貴重だったのが7回の追加点でした。エラーがらみでもらったチャンスに北條が見事に犠牲フライ。送りバントに犠飛2本と、そつない攻撃をしていると、やはり勝機が訪れます。ぜひこの攻撃を明日もつづけてほしいです。