2016年阪神タイガースライバル球団新戦力チェック「読売ジャイアンツ」
2015年の阪神タイガース、ジャイアンツの対戦成績:9勝16敗 防3.79 打率.210 ホームラン7本、数字が示すように、投打で圧倒された昨年です。特に東京ドームでは打率205、防御率5.74と散々な出来でした。伝統の一戦と称されるチームに勝ちこさなければ、優勝は見えてこないです。
特に主力に衰えが見えてきているので、今年は是が非でも頑張ってほしいところです。 大舞台の強さを武器にローテを勝ち取るか あれだけの貧打であっても優勝争いを演じ、最終的には首位と1.5ゲーム差の2位だった巨人の原動力は間違いなく投手陣です。
特に阪神は新外国人の二人にしてやられました。ポレダには5勝を献上し、マイコラスも阪神戦は3勝0敗。対戦成績16敗のうちの半分がこの二人なのです。マイコラスは肩の不調で開幕は遅れるようですが、ポレダは絶好調です。きっと阪神にばかりあててくると思いますので、ここは破らないといけない大きな壁です。
この強力ローテーションに一年目から入ろうとしているのが、ドラフト1位ルーキーの桜井です。敵ながら、なぜかまとまった印象があり、調子が悪くても試合は作れそうな、新人らしくないピッチャーに見えています。特に怖いのは、桜井投手の大舞台での勝負強さです。彼の母校である立命館大学の入学試験的な試合や、その立命大時代の巨人スカウトたちが見守った試合などで、ことごとく最高の結果を残しています。
さらにはドラフト1位で指名され、嫌でも全国区になってからの大学選手権では、江川氏の記録を破る18奪三振で完封劇を演じました。こんな本番に強い投手はかなり厄介です。阪神は甲子園の観客と言う強い味方がいますが、その声援が耳に入らないような飄々とした投球術を披露されてしまえば、劣勢になってしまうこともあるかもしれません。最近はあまりいい話題が聞こえてこない巨人からのいい素材ですが、要注意のピッチャーです。
巨人の外国人はまたはずれなのか
打者の優良外国人だと、まだ先に名前があがるのはクロマティという巨人です。今回も大物が入団しましたが、果たして活躍するでしょうか。昨年は、何人もが4番を打った打線に、その候補としてギャレット・ジョーンズが加わりました。ヤンキースなどメジャー球団に所属し、通算122本のホームランを打ってきた強打者です。
しかし左投手にめっぽう弱いというはっきりした弱点もあるため、それほど脅威は感じていません。むしろロッテで2年間日本野球の経験を積んだクルーズの方が、恐れる存在かもしれません。狭い東京ドームであればホームランも量産するかもしれませんし、なにより内野ならどこでも守れるあの守備力は計算が立ちます。
クルーズ効果で他の内野手がいつもよりも力を発揮することだってありえます。クルーズを警戒するあまり、ギャレットに甘い球が行ってしまうなんてことになれば、相乗効果を発揮されかねません。阪神としては、まずクルーズに爆発されないよう全力で抑えるべき打者でしょう。
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