レベルの高い開幕阪神タイガースの投手争い
藤浪の本当のスゴさ エースの階段を着実に上っている生え抜き右腕が、
初めての開幕投手の栄冠をつかむものだと思っていました。ところが、
報道では2013年、2015年に続き3度目となるメッセンジャーと噂され
ています。
阪神での7年目を迎える大型右腕は、並々ならぬ意気込みのようです。
むしろ、藤浪の方は、開幕だけがすべてではないとばかりにシーズンを
乗り切ることこそ重要とばかりに、2カード目にまわる可能性が高いです。
藤浪は高卒でプロに加入して4年目。ルーキーの年から結果を出し続けて
二けた勝利をすでに3年連続で達成し、昨年は沢村賞の最終候補にも残り
ました。
今年は高卒プロ入りし、4年連続の二けた勝利と言う前代未聞の記録へ
挑戦します。実はこの記録は、松坂もダルビッシュもそして田中も
達成できていません。
松坂は4年目に6勝に終わっています。しかも開幕6連勝したあとの
怪我と言う何ともショッキングな長期離脱でした。ようやく日本シリーズ
で復帰登板するも2敗と、日本一を逃す戦犯となってしまいました。
もしこの年、二けたを達成していれば、日本球界在籍時は8年連続と
すべての年での達成だっただけに悔やまれます。ダルビッシュは、
ルーキーイヤーが5勝でした。
以後は日本球界、そしてメジャーリーグとずっと二けた勝利を続けましたが、
昨年は手術の影響で勝利はおろか、登板すらしていません。田中は、怪我に
よる長期離脱は、日本、メジャー含めてありませんが、2年目だけが9勝に
終わりました。
藤浪は怪我さえなければ、問題なく達成するでしょう。こう見ると、藤浪の
すごさがわかります。やはり無事之名馬とはよく言ったもので、怪我をしない
ことが一番の勲章なのかもしれません。
イチローも数々の記録を残していますが、最もすごいところは怪我がない
ところです。藤浪もこのまま続けてほしいですが、いずれメジャーへ行って
しまうのでしょうか。
先を見据えた２０１６年の阪神タイガースのローテーション
さて、2016年の開幕ローテーションを予想してみました。開幕ゲームの
3連戦は京セラドームでの中日戦です。
この3連戦ではメッセンジャー、能見、藤川を予想します。そして2カード
目のヤクルトには藤浪、岩田、岩崎の3枚です。この2カード目の3枚は、
4月にともに2カードずつ予定されている巨人、ヤクルト戦にぶつけられます。
昨年の上位2チームを倒さない限り、浮上はありません。特に巨人には昨年
9勝16敗と屈辱的な大差をつけられてしまいました。
当然藤浪含めて4本柱は、全員巨人戦には勝ち越せていません。序盤ですので、
最悪でも5分で乗り切ってくれることを期待しましょう。
そして、巨人戦と同じく借金7を背負ってしまった広島戦も重要になります。
エース前田が抜けましたが、天敵のジョンソンと黒田がいます。この二人に
昨年は0勝7敗と完膚なきまでに抑えられてしまいました。
苦手意識をなくすことが大切ですが、初戦をしっかりと勝ち取ってほしいものです。
20160303175236
最新阪神動画です↑
※動画が見られない場合は下記ページより
「すべての登録チャンネルを非公開にする」
のチャックを外し、再度ボタンを押してください
https://www.youtube.com/account_privacy