小田原で左わき腹の痛みで悩む70代女性の整体施術 | 小田原市の整体院葉音‐Hanon-ブログ

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元理学療法士の院長が小田原市の方を中心にためになる体に関する知識や情報、実際の患者さんの症例を発信していきます!

こんにちは。

 

小田原市の腰痛・ひざ痛専門整体院葉音‐Hanon‐の院長、楠侑友です。

 

今日は「左わき腹の痛みで悩む70代女性の整体施術」というお話をしていきます。

 

この方は、寝返りや起き上がりの際に左脇腹が痛むということでご来院されました。

痛みが出始めたのが1年前の去年の8月ということで、1年ほどになるようです。

この間、病院や整骨院に行かれたそうですが、検査をしてもはっきりとしたことは分からずに側弯があるとか仙腸関節に不具合があるということをドクターにも言われていたそうです。

 

治療は痛み止めの薬や、両足をスイングするような施術(仙腸関節に対して?)、または骨盤のけん引などをされたそうですが、そのどれもが原因がはっきりとしない状態で行っていたこともあり、効果は感じなかったし、むしろ痛くなったような気がするというお話でした。

すべて対症療法になっていたので改善しないわけです。

 

まず全身の様子を見させてもらうと、右の骨盤が強く前傾し、体重が乗っていませんでした。右の大殿筋には強い圧痛があり、お尻の筋肉である大殿筋を筋肉を圧迫した瞬間に左わき腹に響くという訴えがありました。

実はこの状態は、右のお尻の筋肉である大殿筋が、左のわき腹の痛みにつながっていることを示すものです。

 

人は固定概念から左のわき腹が痛いのだから左側に何か原因や悪さをしているところがあるだろうと考えるものです。今回もどの病院や整骨院でも同じように考えていたわけです。

 

大切なことは、変な固定概念にとらわれずにその患者さんの現在の状態を正しくできるだけ正確に判断し、施術を展開することなのです。

左わき腹の痛みの原因はどこにあるんだろう?必ずこの思考が重要になります。今回に関して言えば、右の大殿筋が主な原因であるということです。もちろん他の場所も細かく見ていく必要はあると思いますが、方向性を決めることはとても重要です。

 

この患者さんはまだ初回のご来院のみですが、今後も体の状態をしっかり見ながら根本的に改善する施術を提供していこうと考えております。普通に改善していくと思っています。

 

脇腹の痛みなどでお悩みの方はお気軽にぜひ一度ご相談下さい。

 

 

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