週刊ポスト 歯科治療シリーズ 第3弾 パート3
「7000円」と「10万円」の違いは何? 入れ歯の”価格差”のカラクリ
毎回の記事で痛感させられるのは
歯科医に行けば当然、
保険の範囲で最高の治療が受けられる・・・
とは言い難いということです。
歯科医の経営の事情、
診療報酬の設定などから
勧められる治療をただ鵜呑みにして
受け入れるのは問題ですね。
一度、抜歯したらもう後戻りはできない。
そして、抜歯した後、どうするかが
頭の痛いところだ。
放っておくと、
反対側の歯がゆるくなる。
また両隣の歯も動いてしまう。
最悪、顔つきまで変わってしまうからだ。
保険の範囲だと安いがベストとは呼べない。
値段の設定については、
こちらからご自分で目で確かめてください。
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歯の治療において、銀歯やセラミックなど
「削って詰めて被せる治療」の先にあるのが抜歯だ。
だが、歯は一度抜いてしまうと後戻りはできない。
「抜かない歯医者」の異名をもつ斎藤正人院長
(サイトウ歯科、東京・渋谷)が警告する。
「中には、短時間で抜歯をどんどんやったほうが、
効率よく利益が上がると考えている歯科医も存在します。
特に多いのが、破折を理由に抜歯を勧めるパターンです。
これは接着する等の治療法があるのですが、手間と時間がかかるので、
根管治療と同じくコストパフォーマンスが悪い。
だから、歯医者はやりたがらないのです」
奥歯を一本抜歯する場合、保険診療では260点。
これに痛み止め等の処方料として約130点が加算されると
合計約390点(約3900円)。
患者の支払額は約1170円(3割負担、以下同)だが、
抜歯には「その先の治療」がある。
まず抜歯した両側に歯が残っていれば、
保険診療で「ブリッジ」が可能になる。
診療報酬の合計は4465点(4万4650円)。
患者の支払額は1万3390円で済むが、
ブリッジは両側の健康な歯を削るので、歯の寿命を縮める。
治療によって歯を失う“負のスパイラル”に陥る
可能性がある(再診料含まず)。
もう一つの選択肢は「入れ歯」。
保険診療では一つの入れ歯で2321点(2万3210円)。
患者の支払額は6960円だ。
この入れ歯にも「保険と自費」の問題が横たわる。
保険診療で使用できるタイプは必ず金属製のバネが付いており、
そこが虫歯の原因となりやすい。
そうしたことから、金属製のバネがない
「ノンクラスプ式入れ歯」が注目されている。
軽い素材で、薄くて柔らかいため、違和感が少ないという
(ただし、歯肉に食い込んで痛みが出たり、
歯周炎になったケースも報告され、改良の余地は残る)。
ノンクラスプ式入れ歯は国内で10社ほどから発売されているが、
すべて自費診療扱いだ。
取材班がある社の製品について全国のクリニックを調査したところ、
最も安いのは東北地方の「4本分で10万円弱」、
最も高いのは東京の「1本分で10万円」だった。
仮に4本分のノンクラスプ式を作ると、
東北と東京で30万円も価格差が出る計算になる。
「1本10万円」は保険診療の入れ歯の15倍で、
望んでも選択できる患者は限られる。
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30万円もの価格差が出るというのは
驚きですね。
ただ東京でも何軒かショッピングしたほうが
いいということですね。
どちらにしても予防のほうがはるかに
大切です。
さらに、続きの記事は
予防に30万円かかる・・・
ことについて述べています。
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バクテリア除去に30万円
歯周病治棟が専門である前出の渡邊准教授によると
成人の8割以上が歯周病にかかっている。
「日本人の場合、55歳から歯周病の危険水域です。
肺炎で亡くなる高齢者は多いですが、
歯周病と同じバクテリアが肺の中で見つかっています。
歯周病は、命を左右する病といっても過言ではありません」
悪化すると出血や口臭、歯茎に膿が溜まり、
歯を支えている骨が無くなり、
歯がすべて被けてしまうこともあり得るという。
そうなる前に手術で歯茎を剥がし、
歯周病の原因となっているバクテリアを除去しなければならない。
費用は約30万〜35万円。
歯周病治療として、インプラントを勧める歯科医も増えている。
前号では、上あごに残っていた6本の歯を抜いて、
すべてインプラントにしたケースをお伝えした。
費用総額は360万円にのぼる。
他に、歯茎の境目付近にある歯周ポケットの奥深くに
バクテリアが人り込んでいる患者のために、
渡邊准教授のグループが開発したレーザーによる治療もある。
「レーザーが当たったところに、殺菌と無毒化が起きます。
メスと同じように切除でき、治りも早い。
レーザー治療は、虫歯治療と歯石除去を除いて保険でカバーされません。
厚労省としては、たくさんレーザー治療をやられたら
財政がもたないからでしょう」(渡邊氏)
歯を残す根管治療ゃ、
歯を極力削らずに済むレジンに低い診療報酬を設定する厚労省。
患者の歯を守ろうとしない制度設計の歪みが、
今の歯科治療に大きな影を落としている。
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この治療は簡単に書いていますが手術です。
歯茎を切り開いて、通常見えない部分の
プラークを取るものです。
30万円は高い!
と思われるかもしれませんが
アメリカのスタンダートからだと
普通です。
レーザーを用いない
通常のクリーニングも
歯茎を切り開いて行います。
上下を各、2回に分けて
合計4回かかります。
1回のクリーニングはおよそ10万円、
合計40万円と言われました。
つまり・・・
歯科治療、いえ歯科予防も含めてですが、
とにかくお金がかかります。
ですからまだ問題がないうちに
徹底的なケアを学んでおく方が
絶対いいです。
多くの場合、やってきたのに
歯がダメになっている人もいます。
私も今知っていることを
子供の頃に始めていたら
虫歯も歯周病も全くなかったと思います。
知識は身の守りですね。
お金もかからず、痛みもありませんから。
これから、具体的な方法を
お教えしていきますので
楽しみにしていたください。
今日はここまでお読みいただき
ありがとうございました。













