新藤兼人・映画監督は今年、5月29日、100歳の映画監督の生涯を終え、マスコミは一斉にその偉業を報道しました。
新藤監督は「原爆の子」「第5福竜丸」「サクラ隊散る」など大手映画会社に頼らず、日本人の心を表現してきた世界的な映画監督でした。
この度の映画「一枚のハガキ」は監督が99歳時に、自身の体験と映画生涯をかけ、渾身の力を込めて(監督、原作、脚本)製作し、各賞を総なめした日本映画の中でも「宝」と言われている映画です。
どんなに素晴らしい映画ができてもこの地域には映画館がありません。そして、この映画のように一般の劇場では上映されていない場合には一定の努力をして上映活動をしないかぎり、映画は鑑賞できません。この様な中、私たちは6月中旬に「一枚のハガキ」をみんなでみるみる会(実行委員会)をスタートして、市民によびかけを開始しました。
時期は8月に入り、広島、長崎の日そして8月15日・戦後、67年の節目に近い8月11日にこの映画を鑑賞して「戦争の悲惨さ」をかみしめ、この映画の主題である「生きぬく」意義を感じたら幸せに思います。
この地域に自主上映会が数十年間継続してきました。いままでご協力をいただいた方々や平和を愛する皆さんに、11日(土)の試写会のご案内をさせていただきます。今、全国、全県下で各上映会場が満席立ち見、など新藤作品の反響も含めて、好評の「一枚のハガキ」 会場にお越しいただき、ご鑑賞下さい。
【日時】 8月11日(土)・13時半開場 ・14時上映(2時間)
【会場】 飯能市富士見公民館集会室 入場無料
【連絡先】佐藤 弘 TEL/FAX973‐7303携帯:090-7945-1383
【主催】 映画「一枚のハガキ」をみんなでみる会
会長 杉田 実 090-3228-5989