第3話『「おとめが乙女を選ぶ時』


 う~ん今日もいい天気だな~

あっまりや『おはよう』昨日ねぇ~またすごい夢見ちゃった 転向初日に擦れ違った黒髪の女性が隣りの席になっちゃって しかもその人にトイレでばったり会って 僕が男の子である事ばれるという大変な事になるの しかもその人は前年度のエルダーシスターという役で入院生活の為留年しちゃったんだけど選ばれたけど期待に答えられ無かった事をとても後悔しているの でもさぁー エルダーシスターってなんだろうね? そうそう後生徒会長を名乗る人にライバル宣言的な事されたの 僕一体何かしたのかな?

 何言ってるの! 紫苑さんから聞いたわよあなたトイレで出くわした途端そのまま連れこんでとんでもない事をされたって でも瑞穂もやっぱり男の子なのね こんな立派なピー----を持ってるのに我慢しなきゃいけないんだからドキドキ

あっそうそう生徒会の貴子には気をつけなさいねあいつ今年のエルダーシスター狙ってんだから

 『そうなんだ』てっなんで僕にそんな事が関係あるんだよ(ノ゚ο゚)ノ という会話あったとかなかったとか


 いやぁーもう少し引っ張るかなって思ったのですが綺麗に纏め上げたエルダー選挙

地道に瑞穂さんの事を宣伝するまりやさん達はすごいですね どんな伝説を創ったのでしょうか?

過去の実績から自分達の代表を選ぶのが正しく それを全校生徒が評価してくれるはずと信じる貴子さん

そんな彼女と選択科目で隣りの席になりお互いの空気を確認しあいます

そんな瑞穂さんは圧倒的多数の支持を得て選ばれるもののそれにこれは単なる人気投票じゃありませんと異議を唱える貴子さん う~んしびれます  

場が逆転しかけたその時そこに現れた紫苑さんの発言の後倒れる彼女 それを見て呆然とする貴子さんですが

その紫苑さんを抱きかかえ医務室へと走り出します その姿はきっと伝説となり長く語られるのでしょね


 第4話『「開かずの扉の眠り姫』に続きます