皆さん、こんにちは〜♪ 

2016年もこの一週間しか残ってないですね。私にとって2016年はいろんな面で意味のある一年で、終わるのが少し寂しいです。

近々ブログに「ハンナの2016年まとめ」を書きますねニコニコ 



今日は、「ハンナの気になるニュース」を更新します。今回のテーマは、日本の待機児童問題。韓国は?です。皆さんのご感想やご意見をコメントしてくださると嬉しいです。よろしくお願いします。


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【ハンナの気になるニュース】日本の待機児童問題。韓国は?


今年の流行語大賞のトップテンの中に1人の母親が匿名ブログで待機児童問題への強い不満を訴えた「保育園落ちた日本死ね」が選ばれたことで話題になってますね。まだ未婚の私には肌で感じることはないですけれど、周りの人々から待機児童問題の深刻さをよく聞きます。働く女性も多いため、待機児童問題について政府の改善策がなるべく早くできてほしいですね。

ここで今日「ハンナの気になるニュース」では、韓国の保育園事情はどうなのか、少し述べたいと思います。

韓国はですね。保育園が大きく二種類に分けられています。一つは、日本と同じような保育園で、国公立もしくは私立保育園であります。また、もう一つは、家庭保育園(韓国語では、カジョン・オリニチップ)と言いますが、アパートやマンションなど共同住宅が密集している地域の普通の家庭で子供の世話をする保育園です。なので、普通の家で保育士が子どもたちを世話する感じですが、。家庭保育園は、入所が簡単であるため、0〜2歳の乳幼児がいるお母さんたちが多く利用しています。親戚の家に子どもを預けているような感覚ですが、実はこのような家庭保育園が韓国の全体保育園の半分程度を占めている状態です。

ただ、韓国で今問題なのは、保育園の中で格差が深刻になっています。施設の良い国公立保育園や、レベルの高い保育サービスを提供してクチコミの良い私立大型保育園は、待機児童ができて何年も待たなければならない状態ですが、その一方で家庭保育園は以前と比べ保育児童数の減少に存廃の危機に瀕しているところが急増しているようです。

韓国は現在、無償保育政策(保育のために政府からお金を出してくれる政策であるが、韓国では無償保育政策と言う)を実施しています。
少子化問題に悩んでいた政府は、2009年以来、無償保育政策と言う政策を本格的に導入しました。2009年は0〜5歳の子供がいる家庭の所得下位50%に保育料を全額支給し、2011年からは、所得下位70%にまで拡大させました。その後、2012年からは0〜2歳児の全階層に無償保育料支援も行っています。

ただ問題なのは、「無償保育の拡大→生計型保育園急増→供給過剰→児童数の減少・保育園偏り現象→零細保育所廃業」の流れになっていることです。保育園の供給が需要より増えることによって零細保育所廃業することまでなってしまっていること。
保育園の供給を増やしてくれたのは政府の良い政策だったと思いますが、需要より供給が多いため家庭保育園などの零細保育所が廃業してしまう現象は新たな問題になっています。親の立場からすれば、選べるぐらい保育園が多かったら良いところに行かせたくなるのは当然ですよね。韓国も日本と同じく働く女性が急増しているため、政府の保育政策に国民の関心が熱いです。日本の待機児童問題とは少し違う問題ですけれど、韓国も保育園や保育政策についてこれからいろんな改善策が必要でしょうね。



以上、ハンナの気になるニュースでした。「ハンナの気になるニュース」は来年も続きます!もし知りたい韓国事情やニュースがありましたら、ぜひコメントしてください。それについても書きますねピンクハート