#108
ラーメン小太郎
札幌市豊平区月寒西3条9-6-17
1989年創業のこのお店。あと数日で閉店ということで久しぶりに訪問してみました。長きにわたり美味しいラーメンをありがとうございました。お疲れ様でした。
1989年といえば、平成元年。
あの頃はすでにブラック企業の下っ端で頑張っていました。
その前年末からクレーム工事で、いわゆるマンパワーってやつ。
指示されるまま、夜集合してローリングタワーを組み立てるところから作業開始・・・夜明けに撤収。車のラジオから聞こえて来るのは天皇陛下の体調不良。
一度帰宅して出社。
行ってきますという体で外出。(当然昼間は仕事にならず)そして夜間作業。ってのを一月くらいやっていたかな。(汗)
誰しも頑張って生きてきたんですよね。生きているんですよね。
自分の様に閉店情報を聞きつけた面々で混雑。
いつからか、無口な父さんがラーメン作り終わった合間にライターでシュポッと火を付けてタバコを嗜む姿も無くなっていました。
相変わらずの中華鍋から舞い上がるファイヤー。
みそラーメン+ネギ大盛り ドバ。いい感じのニンニクが利いた濃いめの味噌味。なまら美味しい。
昭和・平成・そして令和の今。平成でいったら、今年は平成37年。
こちらの父さんも同じだけ齢を重ねたんですね。
自分はその前にサラリーマンをやめちゃいましたが・・・(笑)
今の若い子は早出・残業を「だってコスパ?タイパ?悪いじゃないですか?」何で・・・?といいます。
昭和・平成は、たいした意味もなく効率の悪いことに時間をかけ、ひたすら頑張るという方法があったんです。
ネギダクの一杯に、なんだかコスパ・タイパ無縁の自分の昭和末期と平成初期の郷愁がぐるぐる回ってしまう日です。




