今も昔もサラリーマンって大変ですよね。
多くの方が、現場を経験しヒラから係長職、課長職へと進んで管理職へとオトナの階段を登るのでしょう。
ありがちな話ですが、管理職になってしまうと、若い頃の現場の苦労など忘れて、本社の言いなりで「こんな施策でどうでしょう?」みたいな、自己満足・やってる感満載の意味不明な事を下々に強いるわけです。(特に大きな会社)
今お世話になっている大企業の100%出資子会社の「◯✗代(年代)のエンゲージメント研修会」なる行事を思うには、
①求人しても応募者スクナメ
②採用したところで定着率が悪い
③残業するなといいつつ、人手不足でサービス残業が実態
④当然、モチベーションが上がらない
そうだ、「エンゲージメント」だ。!
みたいな感じでしょうか。
エンゲージメントをググって見ると
エンゲージメント(engagement)とは、「婚約」「誓約」「約束」「契約」などの意味を持つ英単語です。使用シーンによって意味合いは異なりますが、「深いつながりを持った関係性」を示す言葉といえます。「社内における従業員エンゲージメントの向上」は、「従業員が会社に対しての愛着や貢献の意志をより深めること」という意味になります。
だそうです。
大体が、英語をカタカナにするとフワッとした感じになって、掴みどころがなくなるのが世の常です。
今どき流行らない「組合活動をせよ。」「闘うんだ。」などとは思いませんが、企業という集団が大きくなれば、幕の内弁当一つを提供し、当たり障りの無いディスカッションを求め、結果「みんな判り合えたよね。同年代のみんなが頑張っている。」「そんなわけでモチベーション上げてこれからも頑張ってよね。」でしょ。
何のコッチャです。
そもそも論で言ったら、問題の本質は薄給。(汗)
リスクとベネフィット。
お金が全てじゃないけど、経営側のゆるい高給取りと現場で汗水垂らして働くキツイ薄給労働者。資本家とプロレタリアート的な・・・
俺は腐ったみかんじゃねぇ自分たちは安上がりな工業製品じゃないってーの。
自分が管理職だった頃、こんなエンゲージメントなどという意味不明な概念の押し付け。ましてやそんなお題のイベントを主催しろなどと言われなくて良かった。
失礼しました。
現役サラリーマンを卒業し、自分の成長など気にしない、もう頑張らなくてもいい時間帯。
傍らにあるのは、確固たる地位を築いた工業製品の美味しい食の数々。
エンゲージメントには「深いつながりを持った関係性」を示す・・・という意味合いもあるようです。
上掲の一杯たちは紛れもなくネーミングと「深いつながりを持った関係性」を感じます。
特に、ロングセラーのマルちゃんのしょうゆラーメンあたりは福島県の喜多方ラーメンと深いつながりがあるように思います。(絵面が、THE ラーメン)
きっと、エンゲージメントは日本語に訳すと「絆」的なものを求め、高めようということなんでしょうね。フワッとした解釈ですいません。