D&D主催 グランドオーディション視察レポート | H.B.C. 留学応援のブログ

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代表のはにバニです。今回は、 D&D主催のグランドオーディションと、ミュンヘンインターナショナルバレエ学校主催の就職オーディションワークショップという、2つの全く違うタイプのオーディションを視察してきました。

 
第1回~4回まで協賛でお手伝いしていた D&Dマスタークラスでは、このグランドオーディションの参加権利やスカラシップの授与がありましたが、今までは元HBC スタッフ(現在、D&Dマスタークラスジャパン代表者)に担当してもらっていたので、実は、はにバニがグランドオーディションに行くのは今回が初めて! 
 
やっぱり、こういうのは自分で行って、自分の目で確かめなきゃダメですね。現地の様子や実情など、自分の目でしっかりと見て初めて現状を把握することができました。その上で、客観的に今回の二つのオーディションについてレポートしたいと思います。私の個人的な意見にプラス、参加していたダンサーたちの生の声を聞いた上でのレポートです。
 
まずはグランドオーディションから
 
D&D主催 グランドオーディション
 
日時:  2月5日(火)〜6日(水) 二日間
 
参加人数:約200名 
     A、B、C、Dの4グループに別れて受付とオーディション
     グループは生年月日順に分けられていたようです。
 
申請費: 45ユーロ 書類と動画審査通過者のみ参加が可能
参加費:290ユーロ
 
参加バレエ団:10カンパニー
マリンスキーバレエシアター、ノヴォシビルスク国立バレエシアター、ポーランド国立バレエ、リトアニア国立バレエ、チューリッヒバレエ、オランダ国立バレエ・ジュニアカンパニー、パナマシティー国立バレエ、バレエシアターUK、ウラルオペラバレエ、香港バレエ
 
スケジュール
1日目
第一次審査:1時間15分のバレエレッスン
ステージ上でバーレッスン後、ポワントに履き替えてセンター
グループレッスン終了後すぐに、審査発表の貼り出し
 
2日目
第二次審査:第一次審査通過者のみ、バリエーション審査
午前:2つのグループに別れてウォームアップ 45分
午後:バリエーション審査
参加者と付き添い(事前に申し込み必要)は、見学可能
*私、事前申し込み必要なの知らなくて(アホ)、リストに私の名前がないのに気づいた明日香さんが申し込んでくれてました。ありがとうございました!
 
結果発表
各バレエ団の芸術監督が、気になるダンサーの番号を読み上げ、番号を呼ばれたダンサーは芸術監督との交渉権を得る。
この時点では、契約は確定ではありません。
 
 
グランドオーディションの利点
世界でトップクラスのバレエ団のオーディションを受けることが出来る。
2日間という短期間で、10のバレエ団の合同オーディションが受けれる。
とてもオルガナイズされていて、受付等もスムーズ
 
 
 
はにバニの個人的感想
グランドオーディションは、かなり実力が高く、見栄えの良いダンサーが参加するには、大きなチャンスが掴めるオーディションだと思います。去年はワガノワバレエ学校の安斎織音(あんざいおりね)さんが、見事マリンスキーバレエシアターの契約を獲得しました。その時、同時にノヴォシビルスク国立バレエシアターからもオファーがあったそうです。すごいですね〜。今年は、身長180センチのポーランドのバレリーナがノヴォシビルスク国立バレエシアターとの契約が確定しました。彼女とは会場でたまたま話をしていたのですが、ポーランドの田舎の小さな小さなバレエ団で踊っており、練習も週に3回あればいいくらいだそうで、そんな彼女にとってはシンデレラストーリーとなった訳です。ただ、彼女も織音さんもかなりの長身、それを考えると一般のダンサーにはなかなか厳しいのが現状だなと思いました。そして今年は、マリンスキーからのオファーは一つもありませんでした。
 
参加しているバレエ団が、誰もが知る有名なバレエ団が多い為、その分かなりハードルは高いです。それを踏まえた上で参加する必要がありますね。
 
オファーをもらったダンサー達から、とあるバレエ団の芸術監督に、「実は元々コントラクトはないんだよね。だから、サマーインテンシブをあげるよ。」と言われたと聞きました。また、あるカンパニーは女性のみの募集だったとか。この二つのカンパニーは、参加カンパニーの中でも特に人気の高いカンパニーだっただけに、ショックを受けて文句をブーブー言っていたダンサー達が沢山いました。コントラクトのあるカンパニーのみ参加ということが案内にも記されていますので、下手をすれば誇大広告ということになりかねます。来年はこういう問題がない様に、改善をして欲しいと思います。
 
香港バレエについては、1日目のみの参加でした。そこで気に入ったダンサー、8名ほど(10名だったかな?)に声がかかり、主催者側が芸術監督に翌日のバリエーションの動画を送って、契約が決定するという形だったようです。ここでは、小柄な日本人バレリーナ達にもかなり声がかかり、私もとても嬉しかったです。内の一人は香港でのオープンオーディションに参加したけれど途中で落とされてしまったので、今回声がかかったことを大変喜んでいました。そんな風にセカンドチャンスを手にできることもあります。が、残念ながら彼女には連絡はまだ来ていません。今の所、二人の契約が決定したとの情報を得ていますが、その他のダンサーには何も連絡が来ていないようで、ダメならダメと返事が欲しいなと言っていました。
 
もう一つ、私にはちょっと納得できない状況を目にしたのですが…それはあえて、ここでは書かないことにします。なんだか、バッシングみたいになっても嫌なので。先にも書いた通り、才能のある若いダンサー達にとっては、大きなチャンスの掴める貴重なオーディションではあります。ただ、レベルが高いオーディションであることを重々に理解した上での参加が必要です。
 
 
参加する場合のアドバイス
バルセロナ空港は、タクシー乗り場に係員がいるので簡単にタクシーに乗ることが可能です。
会場まで遠いので、海外に慣れてない方は、タクシーでの移動が簡単です。ホテル名と住所を書いた紙さえ用意していれば、安心してタクシーの利用が可能です。心配な方は、+10ユーロくらいで到着ゲートまでお迎えに来てくれるタクシーサービスもあります。英語でググって評判の星が多い会社を選べば安心だし、オンラインで簡単に予約が出来ます。(代理予約が必要な場合は、いつでもHBCまで連絡してくださいね。別途有料)
 
滞在は会場の近くのホテルをとるのが一番ですが、すぐに満室になるので、行くと決めたらすぐに予約しましょう。グランドオーディションが勧めているホテルがもう一軒あり、そこの方が安いようですが、会場まで歩いて30分以上かかる上に、周りに何もないそうです。結局タクシーの移動でいらないお金もかかるので、多少高くとも、会場に近いホテルを選ぶ方が良いと思います。Airbnbを利用したり、バルセロナ市内から来てる人もいました。
 
会場に近いホテルは、会場まで歩いて5分もかかりませんし、周りにレストランやスーパーもあり、とても便利です。電車の駅までも、歩いて15分くらいかな。Wi-Fiが使えるようにしておくと、グーグルマップでどこでも行けるし、バルセロナ市内にも簡単に電車代往復5ユーロ弱で行けて便利です。ただし、バルセロナ市内まで電車で40分くらい、タクシーだと片道30〜40ユーロ(5千円)くらいかかります。
 
市内や電車内はスリが多いので貴重品には気をつけましょう!
 
会場も分かりやすい場所にあるし、受付も簡単です。特に英語を話す必要もありません。2次で合格した場合は、芸術監督との交渉がありますので、通訳サポートは必要かもしれませんが… そうなった時の為にも、海外で働きたいのであれば、皆さん頑張って英語を勉強してくださいね。
 
 
 
 
 
 
 

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