いやぁ。今日は金曜日。非常勤の日。
3月までで福岡を離れる僕にとっては
金曜日のこの非常勤もあと2回となりました。
水曜日の非常勤もあと3回くらいかなぁ。
とても勉強になる場で、しかしながらとてもきつい思いを経験して、と
僕の大学院時代の主に臨床の力を付ける場としての非常勤でした。
もう4月からは常勤職として人と関わる仕事をやっていくわけですが
この非常勤での人との関わりは今後の僕の仕事に直接いきてくるものだと思います。
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さて大学院生といえども非常勤先では社会人扱い。
僕の領域は子どもの発達援助や発達相談という分野なのですが
心理士として特に子どもとのプレイやカウンセリングをメインに行っていました。
で。今日プレイをした子ども。
終わりがけに「先生と別れるのが寂しい」と言ってくれました。
かわいいなぁ子ども。いいなぁ子ども。もってかえりたい、ときもある。
本当は別れを惜しむ気持ちを全力で共有したいところですが
ケースの多くは継続・引継ぎという形で別のセラピストに任せることになるので
子どもの今後のセラピーでの関係性を考えると
僕らの関係性をこのままずるずると引っ張ることは好ましくない。
別れは慎重にかつきっぱりとするのがいいのかなぁと思います。
「うん。寂しいねぇ。でも○○君はまた次の先生と関係を作っていかんとね」
と、僕は大抵、次のセラピストとの関係がつながりやすくなるような言葉を残します。
それが僕の今のやり方。僕の少ない経験の中では最良のやり方。
で。今日。
そんな感じである子どもにお別れを言ったんですけどそしたら
「次も男の先生がいいなぁ」
「そしてイケメンだったらいいなぁ」
とつぶやいていました。別れの話からの切り替えがはやいことはやいこと。
恐ろしいほどの切り替えの早さです。それくらい早ければ心の病もすぐ治るはずです。
そして前セラピストの僕を前にして
「イケメンだったらいいなぁ」というのは
僕に対してのかなりの爆弾発言だと思うのです。
イケメンじゃなくて悪かったなーという気持ちで一杯です。
子どもは無邪気ですが、ときに天真爛漫な鬼と化します。
さて。明日はゼミ合宿。
僕は残念ながら日帰り旅行になるので
俄然やる気です。へへへ。